
ブルックスのランニングシューズで試したことのあるモデルのサイズ感です。
同じタイトルの記事が編集できなくなったため新しくしました。
この記事に記載しているサイズ感や履き心地は、あくまで個人的な感想です。実際にしばらく使用したモデルもあれば、試し履きのみのモデルも含まれています。
また、記事更新時点ですでに販売終了となっている旧モデルについても、新モデルを選ぶ際の参考になる可能性があるため、あえて掲載している場合があります。
右足:足長254mm足囲240mm
左足:足長253mm足囲235mm
※足のサイズは時々変化します。個別にシューズのレビューしているページでは記事作成時点のサイズを記しています。また、足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。
| 項目 | 左足 | 右足 |
| 足長 | 25.2cm | 25.3cm |
| 足幅 | 9.7cm | 10.0cm |
| 足囲 | 23.3cm | 23.9cm |
| かかと幅 | 6.6cm | 6.5cm |
| 足甲高さ | 6.0cm | 6.1cm |
ブルックスのシューズは、同じシリーズ・同じサイズでも世代によってサイズ感が変わることがあります。
靴幅の表記ではメンズのレギュラー幅はD、ワイドは2Eですが、実際は極端に細く感じることは少なく、日本人の足にも比較的合いやすい印象です。なお、4Eのスーパーワイドはかなり幅広な印象です。
ウィメンズはレギュラーがB、ワイドがDで、スリム幅として2Aも用意されています。
ブルックスのランニングシューズのサイズ感
Ghost16 ゴースト16

ゴースト16で選んだサイズは、11代目以降と同じくレギュラー幅(D相当)の26.5cmです。
私はゴーストを9代目から使用しており、10代目までは26.0cmを選んでいました。当時はレギュラー幅(D)でも前足部にゆとりがありましたが、11代目でスーパーワイドモデルが追加された影響か、レギュラー幅がやや細く、足長も小さめに感じたため26.5cmにサイズアップしました。その後、13代目までは26.5cmでもやや小さめに感じていましたが、15代目以降はつま先に十分な余裕を感じています。
ゴースト16では前足部にゆとりがあり、指周りはラクです。一方で、中足部のサイドから踵にかけてはややタイトで、甲部分もシュータンが隙間なくフィットするため低めに感じます。ただし、個人的にはホールド感が増す印象で、窮屈さはありません。
なお、ゴースト16でサイズやウィズ(足囲)が合わない場合は、同じブルックスのスタビリティモデルであるアドレナリンGTS(24代目・25代目)を検討する余地もあります。走力的な位置付けは近いものの、対応するプロネーションが異なる点には注意が必要です。
Ghost15 ゴースト15

ゴースト15で選んだサイズは11代目から変わらずレギュラー幅(D相当)の26.5cmです。前モデルの14代目は試していないので比べられませんが、13代目よりつま先の余裕は大きく感じます。
前足部もゆとりがあり指周りはラクです。甲の部分はシュータンが隙間なくフィットしますが圧迫感はありません。走力的に近いアドレナリンGTS22は中足部のサイドから踵部はややタイトですが、それより生地の足当たりが心地よく優しい履き心地です。
ソールはクッション性に優れながらふかふかし過ぎず程よい弾力でゆっくりペースで楽しく走れます。
Ghost(ゴースト)の旧モデル

ゴースト13はィズ(足囲)の展開がレギュラー幅とワイド幅、メンズにはスーパーワイド幅があります。
アッパーの素材は柔らかいですがホール性は弱くならず初心者ランナーでも足への負担が軽くゆっくりペースでもスピードをあげてもクッション性と反発力がちょうど良いバランスになります。
選んだサイズは11代目から変わらずレギュラー幅(D相当)の26.5cmです。つま先の余裕は大きくないですが横幅はしっかりフィットします。
個人的にはブルックスの中では走力的な位置付けが同じアドレナリンGTS21の方がつま先や横幅にゆとりを感じます。ただ、対応するプロネーションが異なります。

ゴースト12はウィズ(足囲)がメンズでは「D」「2E」「4E」の3種類あり。ウィメンズは「B」「D」の2種類です。
前モデルと同じ「D」の26.5cmで足長的にはちょうど良いですが、アッパーの履き心地はさらにタイトになったように感じます。ゴーストらしい変わらない着地感は衝撃吸収力と反発力のバランスが良く初心者ランナーからトップランナーの練習まで対応しています。
ゴースト11はウィズ(足囲)の展開がメンズモデルではこれまでのDのレギュラー幅と2Eのワイド幅に4Eのスーパーワイド幅が加わりました。サイズは前モデルよりワンサイズ大きいレギュラー幅の26.5cmを選び、ルーズにならずちょうど良かったのでスーパーワイド幅が出たことにより他の幅が前モデルより少しタイトになっているのかもしれません。
ウィメンズモデルのウィズ(足囲)は「B」と「D」です。
ゴースト10はレギュラー幅(D相当)の26cmで足長的にはちょうどくらいで、指周りはゆったりしている。前モデルに比べてつま先部分の補強も柔らかくなった。
ゴースト9は26cmではブルックスの同じカテゴリーのラベナ8に比べやや小さく感じる。しかし、ラベナ8を履いた時に感じた甲の圧迫感はない。足幅が「D」のレギュラー幅でも全体的にゆったりした履き心地。クッションのフワフワ感はラベナ8の方がある。
シュータンの紐を通す穴が外側に付いているのでローンチ3のように外ずれしないことを期待したがゴースト9はシュータンがややズレやすい。次のモデルのゴースト10はシュータンの紐を通す穴が外側と内側の2ヶ所あるのでズレにくくなっているそうです。
TRACE 3(トレース3)

トレース3のウィズ(足囲)はメンスとレディースともにレギュラー幅(標準幅)とワイド幅があり、メンズではそれぞれ「D」と「2E」でレディースは「B」と「D」です。
トレース3で選んだサイズはメンズのレギュラー幅(標準幅)の26.5cmです。
ブルックスのウィズ(足囲)がメンズの標準幅である「D」の中ではタイトにフィットするモデルだと思います。
足長的にはつま先部分に手の親指の爪の幅(約1.8cm)一つ分くらいの余裕があります。爪の上側も圧迫感はありませんが甲の部分にかけて低めです。
横幅も前足部から踵部へかけて細めです。しかし、全体的に小さいと感じる履き心地ではなく、指周りはそれほど狭さは感じずに中足部のサイドからのフィット感が強めで踵部のホールド感も優れ走行中に足がブレにくいと感じます。
アッパーの生地自体は適度な厚みがありながら通気性は良く足当たりも優しいです。
ソールについては厚みを感じてクッション性に優れていますが、踵から着地しても柔らか過ぎず安定感のある走り心地です。
ANTHEM 5(アンセム5)

ブルックスのウィズ(足囲)がメンズの「D」の中でもタイトにフィットするモデルだと思います。
アンセム5で選んだサイズはメンズの26.5cmで足長的には十分な余裕があります。しかし、前足部の横幅のゆとりは大きくありません。爪の上側は空間がありラクですが、それより後ろの指の付け根あたりは少し狭く感じます。
中足部から踵部へかけても隙間なくフィットしますが生地の素材が優しいため、ホールド力がありながら圧迫を感じません。
シュータンは両端がアッパーとつながって外ズレしにくいです。
中敷についてはこれまでのブルックスのシューズとは質感が異なり弾力は少なく柔らかいスポンジのような素材の密度が小さい作りです。
ソールについては厚みを感じてクッション性に優れていますが、踵から着地しても柔らか過ぎず安定感のある走り心地です。
LAUNCH8(ローンチ8) 1103581D

ローンチ8で選んだサイズは26.5cmでつま先部分は手の親指の爪の幅(約1.8cm)くらいの余裕があります。爪の上側も低くなく指周りは窮屈ではありません。
横幅も前モデルの7代目と比べるとゆとりを感じます。ハトメの間隔も広くなく靴紐がパツパツしません。踵部は少し緩く感じ7代目の方が細めでホールド性が高かったです。
ラクなフィット感ですが、前モデルのタイトさが好みの方は試し履きで確認された方が良いです。
LAUNCH7(ローンチ7) 1103241D

ローンチ7は26.5cmでちょうど良いです。前モデルよりつま先に余裕があり少し楽になったと感じます。
それでも同じカテゴリーでデザイン的に似ているラベナ11に比べると横幅は少し細めな履き心地です。また、今回のモデルはワイド幅がないようです。
個人的には好みのフィット感ですが幅広の方でタイトに感じる場合はワイド幅もあるラベナ11の方が足に合うかもしれません。
アッパーは手で触ると柔らかく足を入れてもフィット感は高いですが走行中に伸びすぎずブレにくくなっています。スピード系モデルとしてはソールは厚めですが着地の際にスピードに関わらず大きく沈み過ぎないので安定性は高いです。
LAUNCH6(ローンチ6) 1102971D
ローンチ6は選ぶなら26.5cmだが2E相当のワイドモデルが登場したためか、D相当の標準幅が少しタイトで小さめに感じる。つま先の上側は前モデルより狭く感じない。
LAUNCH5(ローンチ5) 1102781D
ローンチ3では26cmを履いていて26.5cmではつま先に余裕があり少しルーズな感じだった。
ローンチ5は26.5cmでちょうど良い。踵も細くなってフィット性が良い。
LAUNCH3(ローンチ3) 1102151D
ローンチ3は26cmでつま先に余裕が少なくサイズ的に少し小さく感じる。横幅はやや広めに感じます。甲のフィット感は良く、クッションもふかふかではなく柔らか過ぎないところが良い。
RAVENNA 11(ラベナ11)

ラベナ11は26.5cmでつま先に余裕がありちょうど良いです。同じカテゴリーのローンチ7より足長的に僅かに大きく前足部も少しだけ広く感じます。個人的に前モデルよりは踵のホールド性が高くなって足に合っています。メンズモデルにはワイド幅もあります。
ソールのGUIDERAILES2.0(ガイドレール2.0)というサポート機能により踵着地の安定性が高く感じます。アシックスのGTシリーズやゲルカヤノに搭載されているデュオマックスに近く内側に倒れにくいです。
RAVENNA 10(ラベナ10) 1102981D
ラベナ10は標準幅(D相当)の26.5cmでちょうど良い。前モデルのラベナ9は試していませんがラベナ8までと比べると足長的に小さくなっていると感じます。ラベナ8までは26.0cmでもつま先に余裕がある履き心地でした。甲の部分はラベナ8で感じた窮屈さはありませんでした。踵部は少し緩くホールド性が弱く感じます。2E相当のワイドモデルもあります。
RAVENNA 8(ラベナ8) 1102481D
ラベナ8は標準幅(D相当)の26cmでつま先は余裕があり狭くないが、しばらく使用していると甲の部分が紐を強く締めていないのに足が少しうっ血するんじゃないかというくらい窮屈さを感じました。
これまでのモデルでちょうど良かった人には履き心地が大きく違うかもしれません。
クッション性は高く分かりやすいフワフワした感じ。試し履きの時は踵が緩いかなと思ったが使用し始めると浮いたりせず気にならない。
AdrenalineGTS22 アドレナリンGTS22

アドレナリンGTS21は21代目より少しタイトな履き心地です。サイズは21代目と同じ26.5cmで足長的にちょうど良く、つま先部分に手の親指の爪の幅(約1.8cm)くらいの余裕があります。
前足部はゆとりがあり指周りは窮屈になりません。中足部から踵へかけてサイドは細めで甲の部分はゴースト15より低めに感じます。
21代目ではゴーストよりゆったりな履き心地に感じましたが、22代目は前足部以外はややタイトなフィット感になっています。それでも普段他のブランドの「2E」相当のモデルを使用している方ではワイドモデルより「D」相当のレギュラーモデルから試し履きされた方が良さそうです。
ミッドソール素材がDNA LOFTとBioMoGoDNAの組み合わせから全面100%DNA LOFTになりました。しかし、DNA LOFTの柔らかさを感じやすい走り心地だけではなく土踏まずあたりから踵部はサポート性に優れ安定感も得られます。
AdrenalineGTS21 アドレナリンGTS21

アドレナリンGTS21はウィズ(足囲)の展開がメンズでは「D」のレギュラー幅だけのようで、ウィメンズは「B」のレギュラー幅と「D」のワイド幅があります。
履き心地はブルックスのシューズの中では同じサイズでも少し大きめに感じます。それでも前モデルの20代目と同じ26.0cmでは小さく26.5cmを選びました。
ウィズ(足囲)は「D」にしては横幅がやや広めで指周りもラクです。ルーズに感じる場合は走力的なレベルが同じゴーストの11~13代目の方が同じ「D」の26.5cmでも細めのフィット感です。
アッパーは優しいフィット感でソールはクッション性に優れながらスタビリティモデルとしての安定性が高い走り心地です。初心者ランナーでも足への負担が軽くゆっくりペースで走るのに向いていますが、衝撃吸収力だけでなく反発力とのバランスが良いためトップランナーの練習まで対応しています。
AdrenalineGTS20 アドレナリンGTS20

アドレナリンGTS20はウィズ(足囲)がメンズでは「D」「2E」「4E」の3種類あり。ウィメンズは「B」「D」の2種類です。足長的には少し大きめのサイズ感でメンズの「D」の26.0cmでちょうど良いです。
ミッドソールは踵部分に抜群の衝撃吸収性と軽量で耐久性があるのが特徴のDNA LOFT(DNA ロフト)が採用されています。また、ガイドレール2.0搭載の安定性重視のモデルです。
LEVITATE2 レビテイト2
レビテイト2は26.5cmでちょうど良い。ウィズ(足囲)はメンズではレギュラー幅の「D」、ウィメンズは「B」だけのようです。踵の後ろ側のひっかかりは良いが、靴紐と連動した履き口部分は思ったよりホールド性はなく緩く感じる。
RICOCHET リコシェ 1102931D
リコシェはブルックスのモデルの中でも比較的に前足部は窮屈でなく26.5cmで指周りは楽に感じます。履き口周りや踵が頼りなさそうに見えましたがフィット性は良く浮いたりズレたりはしない。DNA AMP搭載モデル。ウィズ(足囲)はメンズが「D」でレディースが「B」。
CADENCE 7 (ケイデンス 7) 1102741D
ケイデンス 7のサイズは26.5cmでちょうど良い。前モデルに比べてつま先部分がきつくなく楽になった。フロー7より踵のフィット性が良い。
FLOW7 (フロー 7) 1102751D
フロー 7は26.5cmでちょうど良い。指周りはゆったりしている。4代目から6代目のシュータンは薄いものだったが、フロー7は柔らかく厚みがあるものに変更された。個人的には甲部分のフィット性が良くなった。

REVEL(レベル) 1102601D
REVELは26.5cmでちょうど良い感じ。同じライトクッションに分類されるゴーストよりもサイズ的に小さめに感じる。ゴーストより大きいサイズを選んでも横幅はルーズにならない。
レベルはカジュアルな色合いが強いシューズかと思ったが、ランニングシューズとしてしっかりしている印象。
ケイデンス6 1102461D
ケイデンス6は足長的には26.5cmで良い。フロー6に比べるとタイトな履き心地でサイズ的にやや小さく感じる。
フロー5 1102161D
このシリーズは新しいモデルが出る度に足長のサイズ感、幅の狭さも変わるのでサイズ選びが難しいです。
フロー5は26cmでは小さくサイズ的には26.5cmで良いが、シュータンが外側にズレやすく、また硬さがあるので足首に当たると少し圧迫を感じます。
フロー6 1102471D
フロー6は前モデルのフロー5と足長的には同じ26.5cmが良いが、幅はゆったりしている。踵も緩く感じました。
シュータンは硬かったフロー5に比べ柔らかくなり、足首に当たっても気になりません。
気になったところはシューホールに滑らかさがないためか靴紐によるフィット感の調整がスムーズにできない点です。





















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