ナイキのランニングシューズ、AIR ZOOM Pegasus41(エア ズーム ペガサス41)です。
今回の41代目ではミッドソール素材にリアクトXフォームが採用され反発力と軽やかさがアップしています。ペガサスらしい足の負担を軽減してくれるクッション性とサポート性は変わらず、トップランナーの速いペースから初心者ランナーのゆっくりペースでも安心して走れるシューズです。
ラスト(靴型)は40代目と変わっていないようですが、足へのフィット感など履き心地は新しいモデルが出るたびに異なるので試し履きで確認が必要です。
サイズ感と履き心地
サイズ感
項目 | 左足 | 右足 |
足長 | 25.2cm | 25.3cm |
足幅 | 9.7cm | 10.0cm |
足囲 | 23.3cm | 23.9cm |
かかと幅 | 6.6cm | 6.5cm |
足甲高さ | 6.0cm | 6.1cm |
エア ズーム ペガサス41のウィズ(足囲)の展開はメンズとウィメンズともに標準幅とエクストラワイドの2種類あります。
サイズ展開は大きくカラーによってはウィメンズでも29.0cmのサイズがあります。また、ジュニアモデルもあります。
サイズ展開は以下のようになっています。
- メンズ:24.0cm~30.0cm(0.5cm刻み)。
- レディース:22.0cm~29.0cm(0.5cm刻み)。
エア ズーム ペガサス 41で選んだサイズは35代目から変わらず標準幅の26.5cmです。
足長的な余裕は十分にあり前足部の横幅も狭くありません。しかし、爪の上側の空間は広くないため足の形によっては少しタイトかもしれません。ただ、個人的にはアッパーの素材が優しく足にフィットするためラスト(靴型)が同じ40代目と比べて41代目の方が少しラクに感じます。
甲の部分はパツパツ感がありピッタリとフィットしますが、前足部と同じように生地の優しい足当たりでそれほど窮屈に感じません。
踵部分は個人的に足の形が合わないのか違和感を覚えるフィット感です。
足長 | 小さい | |・・・・・・・| | 大きい |
爪の上側 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
横幅 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
甲の部分 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
ハトメの間隔 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
かかと部 | 細い | |・・・・・・・| | ゆるい |
アッパーとソール
アッパーの生地は40代目のように柔らかく優しいフィット感で通気性にも優れています。
甲周りの構造は40代目と変わっていないようで、フットバンドにより中足部のサイドや甲の部分も生地にピッタリと包まれるような感覚です。
シュータンは両端がアッパー本体とつながって走行中に外ズレにくくなっています。厚みもあり甲の部分はハトメの間隔は広めですが靴紐を締め上げても圧迫感はなく優しくフィットします。
ミッドソールの素材はReactXフォーム(リアクトXフォーム)に変わりました。軽さと反発力がアップしているようですが、37代目でリアクトフォームが採用された時のようなインパクトはないです。いろんなシューズで反発弾性の強い感覚に慣れてきたせいかもしれません。
ソールは踵部分に厚みを感じクッション性に優れていますが、前足部はそれほど厚みが大きくなく蹴り出しの際に力が入りやすく推進力を感じます。
また、39代目や40代目と同じようにズームエアが前足部と踵部に搭載され心地よい反発とともにリアクトXフォームのふわふわ感が抑えられて安定性を保つ役割もあるように感じます。
アウトソールのパターンは変わり前足部の横方向の溝はなくなりました。フラットな形状と縦の溝によるものか蹴り出しまでの重心移動はスムーズでミッドソールの柔らかさや弾力性が強くても安定感は悪くありません。
踵のフィット性
踵部はガッチリとした硬さがあります。フィット感もルーズにならず40代目で感じた浅い履き心地もないですが、個人的に踵の後ろ側の収まりが良くないです。
中敷き
中敷きの厚さはつま先部分が約5mmで踵部分は約6mmです。足裏の感触は良く中敷き自体にクッション性があります。
最後に
エア ズーム ペガサス41は全体的なイメージは前モデルの40代目とあまり変わらないように見えますが、アッパーの生地が改良されたりソールの素材も変更になったため履き心地に違いを感じます。
選ぶサイズは変わりませんが、試し履きでアッパーのフィット感やソールの感触をしっかり確認した方が良さそうです。
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