ブルックスのランニングシューズ、AdrenalineGTS20(アドレナリンGTS20)です。
走力的なレベルは同じブルックスのゴースト12と同じくらいで初心者ランナーのゆっくりペースからトップランナーの練習まで対応しています。
ゴースト12との違いはアドレナリンGTS20にはGUIDERAILES2.0(ガイドレール2.0)というサポート機能が搭載されています。また、サイズ感も足長的にはゴースト12より大きめに感じます。
AdrenalineGTS20のサイズ感と履き心地
サイズ感
アドレナリンGTS20はウィズ(足囲)の展開が多く、レギュラー幅とワイド幅、メンズにはスーパーワイド幅があります。
- レギュラー幅はメンズが「D」でウィメンズが「B」です。
- ワイド幅はメンズが「2E」でウィメンズが「D」です。
- スーパーワイド幅はメンズのみで「4E」です。
項目 | 左足 | 右足 |
足長 | 25.2cm | 25.3cm |
足幅 | 9.7cm | 10.0cm |
足囲 | 23.3cm | 23.9cm |
かかと幅 | 6.6cm | 6.5cm |
足甲高さ | 6.0cm | 6.1cm |
私が選んだサイズはメンズの「D」の26.0cmです。つま先に少し余裕ができブルックスのシューズの中では足長的には少し大きめのサイズ感です。横幅はやや細めですが甲の部分は窮屈に感じません。
ちなみにゴースト12は26.5cmでちょうど良く26.0cmでは小さいです。
アッパーとソール
アッパーは足あたりが良くフィット性が高いです。シューレース(靴紐)はオーバル型で伸縮性があり甲の部分に圧迫感はないですが、しっかりと締め上げたい場合にはホールド感が物足りないかもしれません。
ミッドソール構造はDNA LOFTとBioMoGo DNAの一体成型で着地の衝撃吸収力と反発力のバランスが良いところはゴースト12と同じです。
それに加えてアドレナリンGTS20にはGUIDERAILES2.0(ガイドレール2.0)というサポート機能が搭載されて踵着地の安定性が高く感じます。
GUIDERAILES2.0のサポート性についてオーバープロネーション対応で使用する場合はアシックスのGTシリーズやゲルカヤノに搭載されているデュオマックスに近いと感じます。
ミッドソールドロップは12mmと高く踵着地からの体重移動がスムーズで初心者でも楽に走りやすくなっています。
アウトソールは縁にくぼみがあるためか着地の際に柔らかな感触がありますが、ミッドソール自体はあまり沈み込まずグラつきは少ないです。特に前足部はペースが上がると着地の際に硬く感じ反発力が高くなります。
踵部のフィット性
踵部は硬くしっかりしていてフィット性も高いです。
中敷き
中敷きはいつものブルックスで素材の密度が大きく弾力を感じます。つま先部分の厚みは5mmくらいです。
最後に
アドレナリンGTS20は対応する走力的なレベルの幅が広くウィズ(足囲)の展開も大きいのでいろんなランナーが選びやすいシューズだと思います。
これらの特徴はゴースト12も同じですが、GUIDERAILES2.0のサポート機能が必要かどうかとアッパーのフィット感の好みによってどちらを選ぶか変わると思います。個人的にはアッパーのフィット感はどちらも好きですが、サイズ感は違うと感じるので注意が必要です。
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