アディダス SUPERNOVA RISE(スーパーノヴァ ライズ)のサイズ感と履き心地! レビュー

アディダスのランニングシューズ、SUPERNOVA RISE(スーパーノヴァ ライズ)です。

アディダスの本格的なランニングシューズと言えばアディゼロシリーズが使用目的に合わせたラインアップが豊富ですが、SUPERNOVAシリーズはもっと気軽に運動をはじめたい方から使いやすくアッパーとソールともに機能性がしっかりしながら快適さも感じられます。

記事作成時点のSUPERNOVAシリーズは「PRIMA」「SOLUTION」「RISE」「STRIDE」「GORE-TEX」の5種類あり、その中で「RISE」はスタンダードな位置づけに感じるモデルで、クッションの心地よさと安定性のバランスが良い履き心地です。

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サイズ感と履き心地

サイズ感

私の足の実寸サイズ

右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

足の特徴
  • 指先の形:スクエア型
  • 足幅の広さ:やや細め「D」
  • 足甲の高さ:標準的

SUPERNOVA RISEのサイズ展開は以下の通りですが、カラーによって選べるサイズは異なります。

メンズレギュラー:24.5cm-29.0cm(0.5cm刻み)30.0cm,31.0cm,32.0cm,33.0cm
レディース:22.0cm-29.0cm

ウィズ(足囲)はメンズではレギュラーフィットと幅広設計のワイドモデルの2種類ありますが、レディースはレギュラーフィットだけのようです。

スーパーノヴァ ライズで選んだサイズは26.5cmです。

つま先部分に手の親指の爪の幅(約1.8cm)一つ分より少し大きいくらいの余裕があり爪の上側もラクで足長的にちょうど良いです。ただ、前足部の横幅は少し細めに感じます。

中足部も細めで甲の部分も少し締め付け感があるほどにしっかりフィットしますが、履き口周りは緩めで踵部にかけてのホールド力が個人的には物足りません。

SUPERNOVAシリーズの中では「STRIDE」よりゆとりのある履き心地で「SOLUTION」と比べると横幅は少しタイトですが足長的には同じくらいに余裕があります。

アディゼロシリーズと比べるとこの数年のモデルでは26.5cmだとつま先の余裕が大きくてサイズダウンするモデルがあり、例えばジャパンボストンでいつもより小さいサイズを選んだ場合には同じサイズだと窮屈になるかもしれません。

足長小さい|・・・・・・|大きい
爪の上側低い|・・・・・・|高い
横幅細い|・・・・・・|広い
甲の部分低い|・・・・・・|高い
ハトメの間隔細い|・・・・・・|広い
かかと部細い|・・・・・・|ゆるい
※上のチャートのハトメの間隔とは靴紐を結んだときに甲の部分がパツパツで広いかギュウギュウに細くなるかを表しています。

アッパーとソール

アッパーは薄手な生地が多いアディゼロシリーズのモデルと比べるとSUPERNOVAシリーズは厚手で足を入れると安心感があります。

同じSUPERNOVAシリーズでデザイン的にも似ている「SOLUTION」とは手で触れるだけでは違いが分かりにくかったですが、足を入れると「RISE」の方が前足部と中足部はタイトで少しカッチリとしたフィット感です。

それでも履き口周りは緩く、素材感もソフトで優しいフィット感が特徴のようで個人的には中足部あたりが細めのフィット感にも関わらず全体的なホールド力は物足りません。そのため、靴紐を変えてみると少しホールド感がアップしました。

靴紐は上の画像のようにアシックスの「パワーホールドシューレース(品番:TXX121)」を使用しています。太さは3mmくらいの細めです。伸縮性はなく硬めですが結んだ後に圧迫感はなく、表面は滑らかで締めたり解くのがスムーズで細やかにフィット感の調整が出来ます。長さは120cmを選んで元の靴紐より少し長いくらいです。靴紐を通す穴は内外に5対で十分に余りますが2段ハトメ用にも通すと120cmでは少し短いかもしれません。

ミッドソール素材はクッション性に優れたDreamstrike+(ドリームストライクプラス)が採用されています。

足裏には厚みと柔らかさと反発弾性もしっかり感じて心地よいです。踵部の形状やミッドソール素材の特性のためか履き初めはクセを感じましたが、「SOLUTION」のようなサポート素材も搭載されているため走ってみると接地の安定性は弱くなく踵部を意識して着地してもグラつきやすいとは感じません。

アウターソールのラバーはADIWEAR(アディウェア)が使用されてグリップ力と耐久性に優れています。

また、重心移動がスムーズでつま先も反った形状のため足が前へ進みやすいです。

踵のフィット性

踵部はヒールカウンターに硬さがありますが、履き口周りが広めに感じます。足の形によると思いますが、私の場合はスコスコと踵が浮くような緩さはないもののホールド力が物足りないです。

そして、ソールの形状を見ると上の画像ではミッドソールの緑色の部分と白い部分の重なる部分が曲線状になって厚みが異なりアウトソールも外側に角度がついています。このためか歩行時は不安定に感じましたが、走り出すと気になりません。

中敷き

中敷はアディゼロシリーズに入っているものとは異なり、厚みが大きくつま先と踵部分は同じくらいで約5.5mmあります。中足部あたりのサイドは足を包むような形状ですが踵部はフラットです。感触は分かりやすい柔らかさや弾力はなくしっかりとしています。そのため足を乗せても沈んだりヘタる感覚がないです。

最後に

SUPERNOVA RISEはアッパーとソールともにこれから運動をはじめたい方に優しい履き心地です。ただ、フィット感が合わなかったり、ソールの感触にクセを感じることがあるかもしれません。

SUPERNOVAシリーズはデザイン的に統一感がありますが、ソールの機能性やアッパーのフィット感はそれぞれで異なります。サイズ選びやソールの感触で迷うことがあるため、他のモデルを使用したことがあっても試し履きでサイズやソールの感触をしっかり確認した方が良いです。

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