
アシックスのランニングシューズ、PATRIOT 12(パトリオット12)です。
マルチに使えるシューズで価格はアシックスの中では低めです。足入れ感は良くこれから軽く走り始めたい方やウォーキングで使いやすくカラーも豊富でファッションに合わせてタウンユースにも向いています。
ただ、前モデルとはアッパーとソールともに履き心地が大きく異なっています。
アシックス パトリオット12のサイズ感と履き心地
サイズ感
パトリオット12のウィズ(足囲)はメンズとレディースともに2E相当のスタンダード(標準幅)のみです。
サイズ展開は以下の通りです。
- メンズ:24.5~29.0cm(0.5cm刻み),30.0cm
- レディース:22.5~26.0cm(0.5cm刻み)
右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

パトリオット12は2E相当でも横幅が細めの履き心地だった前モデルと比べると前足部を中心にゆとりを感じます。アシックスのランニングシューズを履きなれている方にはスタンダードラストとしては少しルーズに感じるかもしれません。反対にアシックスはつま先が狭いと感じていた方には指周りはラクだと思います。
選んだサイズは26.5cmでつま先に十分余裕を感じます。しかし、中足部から踵部はルーズではなくしっかりフィットしますのでサイズダウンしなくて良かったと思います。
足長 | 小さい | |・・・・・・・| | 大きい |
爪の上側 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
横幅 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
甲の部分 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
ハトメの間隔 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
かかと部 | 細い | |・・・・・・・| | ゆるい |
アッパーとソール

アッパーについてはアシックスストライプが模様だけで補強の役割はありませんが、生地は柔らか過ぎず走行中に頼りなさは感じません。甲の部分も11代目はシューレース(靴紐)を通す穴の辺りが硬めで少し圧迫がありましたが今回の12代目では和らいで足入れ感は優しく軽さもあります。
シューレースを通す穴は内外に5対です。ホールド性を高めたい場合に足首側1番上の斜めに2段ハトメに使える穴がもう一つありますが、元から付いているシューレースでは短いです。個人的には5対のままでも特にホールド性が弱いとは感じません。
ミッドソールは厚みを増して着地の感触も柔らかくなっていますが、同じく価格が低めのモデルでJOLT2やゲルコンテンドと比べるとクッション性は抑えめです。また、前モデルのようにソールにAmplifoamの表記がないので素材が変わったのかもしれません。

アウターソールのラバーはアスファルトや土の上ではグリップ力に優れて耐久性も高そうです。マンホールなどの金属製のものが濡れているところでは滑りやすいです。
前足部は屈曲溝が入って曲げやすいです。
踵部

踵部はヒールカウンターが入っていますが手で力を加えるとしなり、前モデルの11代目ほど細くてガッチリとした感覚はありません。しかし、アシックスのモデルの中ではフィット性は良く踵がスカスカと浮いたりすることもありません。
中敷き
中敷きは固定式で糊付けしてありますが、ふんわり柔らかく表面も足裏が滑りにくいと感じます。
最後に
パトリオット12は前モデルと選ぶサイズは変わりませんでしたが、前モデルを使用したことがある場合でもフィット感やクッション性を試し履きで確かめた方が良さそうです。モデル名を見なければ同じシリーズのシューズとは気付きにくいほど変化を感じます。
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