プーマ Velocity NITRO 3(ヴェロシティ ニトロ 3)のサイズ感と履き心地! レビュー

プーマのランニングシューズ、Velocity NITRO 3(ヴェロシティニトロ3)です。

「誰もが弾む、ブレない厚底」というフレーズからミッドソールの印象が強いモデルだと思いましたが、アッパーの作りやアウトソールにも特徴がある履き心地です。

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サイズ感と履き心地

サイズ感

私の足の実寸サイズ

右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

足の特徴
  • 指先の形:スクエア型
  • 足幅の広さ:やや細め「D」
  • 足甲の高さ:標準的

ウィズ(足囲)はメンズにはレギュラー幅とワイド幅がありますが、ウィメンズはレギュラー幅だけのようです。

サイズ展開は以下の通りです。

  • メンズが25.0cm~30.0cm(0.5cm刻み)、31.0cm
  • ウィメンズは22.0cm~26.0cm

ヴェロシティ ニトロ 3で選んだサイズはメンズのレギュラー幅の26.5cmです。2代目と同じサイズですがアッパーのフィット感は異なりタイトになったと感じます。

足長的にはつま先部分に手の親指の爪の幅(約1.8cm)くらいの余裕があり個人的には十分です。しかし、横幅は前足部から踵部まで細めです。

爪の上側はリディーム プロフォームほどピッタリと窮屈にはなりませんがやや低めです。甲の部分は隙間なくフィットしてハトメの間隔もやや広めですが靴紐を結んでも圧迫感はありません。

ワイドモデルの履き心地は試していませんが、レギュラー幅についてはシューズと一体化したようなフィット感で細めの足形でも合いそうです。ただ、普段2E相当のモデルがちょうど良くても同じサイズではやや小さく感じる方がいるかもしれません。

足長小さい|・・・・・・|大きい
爪の上側低い|・・・・・・|高い
横幅細い|・・・・・・|広い
甲の部分低い|・・・・・・|高い
ハトメの間隔細い|・・・・・・|広い
かかと部細い|・・・・・・|ゆるい
※上のチャートのハトメの間隔とは靴紐を結んだときに甲の部分がパツパツで広いかギュウギュウに細くなるかを表しています。

アッパーとソール

アッパーの生地はエンジニアードメッシュで足に沿ってフィットしやすく広い範囲で通気性も良いです。

中足部はPWRTAPEという樹脂ベースで作られたサポート素材(上の画像の親指と人差し指で押さえたあたりの半円部分)によりホールド感があり足がブレにくいです。

シュータンも薄手で孔も開いているため通気性が良く、両端がアッパーとつながっているため外ズレにくいです。

ミッドソールは2層構造になっています。上層は柔らかさと弾む感覚のある素材のNITRO FOAM(ニトロフォーム)で下層は硬めで安定性が高まるPRO FOAM LITE(プロフォームライト)が使われています。

足裏の感触は衝撃吸収性に優れながら商品情報で強調するほど弾む感覚は強くなく接地の瞬間は安定します。その後に体重が乗って蹴り出す際に程よく弾んで推進力が得られます。

プレートは搭載されておらず走力的に様々なランナーが履きやすいと思います。

ドロップ(つま先と踵部のソールの高低差)はゆっくりペースで走るモデルでも増えてきているやや低めの8mmです。

アウトソールのラバーはPUMAGRIPで路面に吸い付くようなグリップ力があります。プーマの商品情報では耐久性が高いとありますがトラクションが利いて前へ進みやすい分、擦り減りの早さはどうなのか気になります。

踵のフィット性

踵部は細めにしっかりフィットしてホールド性に優れています。ヒールカウンターの硬さでサポート力もあります。

中敷き

中敷はふわふわな柔らかさではなく程よい弾力があります。厚みはつま先部分が約4mmで踵部分は約7.5mmです。

最後に

ヴェロシティ ニトロ 3は走力的に幅広いランナーをターゲットとしているので、実物を手にする前は柔らかさを感じやすい履きやすさ重視の作りかと思いましたが、使用してみるとアッパーとソールともに足へのサポート力に優れた履き心地です。

ミッドソールの感触についてはウォーキングやファッションに合わせて普段履きでの使用でも良いかもしれませんが、アウトソールのグリップ力やアッパーのアーチ部分のサポート力などはやはり本格的なランニングでこそシューズの性能を発揮しそうです。

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