
ミズノのランニングシューズ、WAVE SKY 8(ウエーブスカイ8)です。
走力的にはミズノのランニングシューズの中では一番ゆっくりペースで走りやすいモデルです。
ボリュームのあるソールはクッション性を重視しながら安定性も感じられ、フルマラソンの完走を目指す本格的なランニングやこれから運動をはじめたい方にも安心感が得られる履き心地だと思います。
サイズ感と履き心地
サイズ感
右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。
項目 | 左足 | 右足 |
足長 | 25.2cm | 25.3cm |
足幅 | 9.7cm | 10.0cm |
足囲 | 23.3cm | 23.9cm |
かかと幅 | 6.6cm | 6.5cm |
足甲高さ | 6.0cm | 6.1cm |

ウィズ(足囲)についてはメンズはレギュラー幅(2E相当)とスーパーワイド(4E相当)の2種類になっています。レディースはレギュラー幅(2E相当)だけのようです。
サイズ展開は以下の範囲でありますが、ウィズ(足囲)やカラーによって異なります。
- メンズレギュラー(2E相当):25.0~29.0.(0.5cm刻み)、30.0cm。
- メンズスーパーワイド(4E相当):25.0~29.0cm(0.5cm刻み)。
- レディースレギュラー(2E相当):22.5~26.0cm。
ウエーブスカイ8で選んだサイズはレギュラー幅(2E相当)の26.5cmです。
足長的には十分でつま先部分に手の親指の爪の幅(約1.8cm)くらいの余裕があります。爪の上側の空間は広くないですがピッタリと触れるような圧迫感はありません。
甲の部分はハトメの間隔が広めでパツパツ感があり中足部のサイドも細めにフィットするいため普段2E相当のモデルを履いている方でもタイトに感じるかもしれません。個人的には足に沿って隙間が出来ずルーズにならない好みの履き心地です。踵部は硬さがありホールド性に優れています。
アッパーとソール

アッパーの生地は足当たりが快適ながらヘナヘナとした柔らかさではなくカッチリしている部分もあり走行中に足がブレることはないです。
シュータンは靴紐を通す切り込みがないですが、両端のバンド状のものでアッパーとつながっているため足が包まれるようなフィット感で外ズレもしにくくなっています。
靴紐は6対のハトメ(靴紐を通す穴)に通して何とか結べるくらいで、2段ハトメ用にも通すにはもっと長いものに交換する必要があると思います。
ミッドソールの素材はMIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)とMIZUNO ENERZY NXT(ミズノエナジー ネクスト)、U4icXも使われてクッション性重視です。それでいて安定性を高めるためにMIZUNO WAVE(ミズノウエーブ)という波形状のソール構造になっています。
実際に使用してみると分厚くてごつい見た目の通りに足裏にソールの厚みをしっかり感じます。接地の瞬間は分かりやすいふわふわとした柔らかさですが、反発弾性も強いため大きく沈み込む前に足の裏を弾かれながら走っている感覚です。ミズノウエーブの効果もあり接地から蹴り出しまでの間にグラつきはなく不安定にならないです。

アウトソールのパターンは7代目と同じように見えます。ラバー部分の素材は耐久性に優れたX10(エックステン)です。フラットな形状により接地から蹴り出しまでの体重移動はスムーズです。
踵部のフィット性

踵部は緩くなくしっかりフィットしてヒールカウンタは硬さがありホールド力もあります。履き口の後部がウエーブライダー28のように高く外側へ反った形状でアキレス腱あたりにも刺激がなく快適です。
中敷

中敷きはふんわりとしていますが足を乗せると程よい弾力で思ったより沈みません。厚みは前足部が約5.5mmで踵部が約7mmです。
最後に
これまでウエーブスカイより価格が低いためウエーブスカイライズを使用することが多かったですが、公式サイトに情報が無くなり新モデルが登場するか不明です。ミズノにも新しい感覚で走れるモデルが増えていますが、個人的にはやはりウエーブスカイライズに慣れているので価格が上がっても機能性が近いウエーブスカイ8の方がクセが強くなく心地よさとサポート性のバランスに優れていると感じます。
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