手を使わず履けるハンズフリーシューズおすすめ|5ブランドの特徴を紹介

手を使わず立ったまま簡単に素早く履けるハンズフリーのシューズを扱っているお店をよく見かけるようになりました。

ビジネスシューズやカジュアルシューズ、スポーツシュース、さらには安全靴やコックシューズなど様々なライフスタイルやニーズに対応したモデルが登場しています。

個人的には普段履き用でもしっかり靴紐を結べるタイプが好みですが、ハンズフリーのシューズは簡単に素早く履けていろんなシーンで利便性があるようなのでいくつかのモデルを試してみました。

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手を使わず履けるシューズの利便性と注意したい点

利便性を感じるシーン

ハンズフリーのシューズをいくつか試すと、まず踵部に特徴があります。感覚としては靴ベラのような作りでスッと足が入るものが多いですが、Kizik(キジック)のように踵部を踏んで変形してもシューズに足が入ると素早く元の形に戻りフィットするモデルもあります。履き口やシュータンの構造も足を滑り込ませやすくなっているため全く手を使う必要がなく靴を履く動作そのものが一瞬で終わります。※下の動画は見やすくするために少し再生速度を遅くしています。

また、靴を履く動作の時間を短縮するだけでなく身体的な負担が軽減されるそうです。例えば腰痛や膝痛がある方や妊娠中の方などは、かがむ動作がつらくなりますが、そのために靴を履くのが億劫になり活動量が減ってしまっている場合に外出のきっかけにもなりそうです。足を入れた後は手で履き心地を直すこともなくそのまま歩き出せます。

個人的に身の回りで感じたのは入院時の履物として使いやすいと思います。病院によってはスリッパやサンダルなど踵のない履物がダメなところがあります。ハンズフリーのシューズだと踵がありながら簡単に履けるので便利です。

注意したい点

ハンズフリーのシューズは様々なシーンで便利ですが注意したい点もあります。

まず、フィット感の調整が出来ないモデルが多いです。靴紐が付いているモデルもありますが飾りだけの場合も多くあります。

また、ハンズフリーのシューズは比較的ゆったりとした履き心地が多く、幅広甲高の足形の方に合いやすく感じます。足の細い方では靴紐を緩めて結んでいない状態で履いているような感覚で中足部あたりのホールド感が弱くなることがあります。その場合は歩きづらかったり足へ負担がありそうです。

そして、履くときは簡単ですが、脱ぎやすさはハンズフリー以外のシューズと変わらないモデルもあります。ナイキのGo FlyEase(ゴーフライイーズ)など踵を踏むだけで簡単に脱げるモデルもありますが足が汚れそうです。

あと気になるのは、荷物を持っていたり、子供を抱っこしている時なども便利で日々感じている手間やストレスを減らしてくれそうですが、簡単に履けるシューズといっても両手がふさがっている状態では足元のバランスが悪くならないように注意したいです。

これまでに試したハンズフリーのシューズ

コンバース「DAYSTAR SLIT SLIDE」:タイトなフィットと硬めのヒール

コンバースの「RUNNING」シリーズから登場したこのモデルは、他のハンズフリーシューズとは一線を画す履き心地が特徴です。

フィット感:サイズダウン不要の「細め」なホールド

一般的にハンズフリーシューズは脱ぎ履きを優先してゆったり作られているイメージがありますが、DAYSTAR SLIT SLIDEは違いました。

  • サイズ選びの意外性: 普段のランニングシューズと同じサイズを試したところ、サイズを下げる必要がないほどルーズさがなく、「細めで心地よいフィット感」でした。
  • スタイリッシュな履き口: ぱっと見は履き口がそれほど広く見えませんが、独自のヒールカウンターが内蔵されており、商品説明の通り「サッと足が入り、着用時は踵を安定的にサポート」してくれます。ハンズフリー特有の踵の緩さが気になる方には、このホールド感は大きなメリットです。

注意点:ヒールカウンターの「硬さ」

一方で、構造上どうしても気になったのが踵部分の足当たりです。

  • ダイレクトな硬さ: 踵部の生地が薄めなのか、内蔵されているヒールカウンターの硬さがダイレクトに伝わってきます。
  • 懸念点: 今回は試し履き程度でしたが、長時間・日常的に使用した場合、この硬さが「靴擦れ」や「痛み」につながらないかという不安は残りました。

アディダス「RAPIDFIT」ハンズフリーでもしっかりフィット

アディダスには、手を使わず履けるハンズフリーシューズに対応した「RAPIDFIT(ラピッドフィット)」というフィット構造を採用したモデルがあります。

これらのモデルはカテゴリとしてはウォーキングシューズに位置づけられており、日常使いや軽い運動を想定した作りになっています。

現在確認できる主なラインナップ

  • CLOUDFOAM FLEX RAPIDFIT
  • CLOUDFOAM CUXXION RAPIDFIT
  • CLOUDFOAM FLEX LOUNGE RAPIDFIT

なお、RAPIDFITシリーズは販売店によって取り扱いカラーが異なることがあります。同じモデルでもショップごとにカラーラインナップが違う場合があるので、気になる色がある場合は複数の販売ページを確認してみるのがおすすめです。

実際に試した2モデルのフィット感

今回試したFLEX RAPIDFITCUXXION RAPIDFITは、どちらもワイド設計ながら中足部から踵にかけてホールド感があり、ハンズフリーシューズにありがちなルーズさを感じにくいフィットでした。前足部にはゆとりがあり、指先の圧迫感が少ないのも特徴です。

サイズ感については、アディダスのランニングシューズやコート系スニーカーで選ぶサイズを基準にしています。個人的に普段ウォーキングシューズを選ぶ機会が少ないため、日常的に履いているシューズを基準に比較しています。なお、ランニングシューズではワイドフィットではなく、レギュラーフィットを選んでいます。

まずCUXXION RAPIDFITは足長方向にゆとりが出やすく、普段のランニングシューズと同じサイズではややルーズに感じましたが、0.5cm下げることでフィット感が高まりました。履き口の内側に配置されたクッションパッドにより、踵をつかむようなホールド感があるのが特徴です。このパッドは公式サイトや通販サイトの製品画像でも確認できるので、気になる方は商品画像の「踵の内側」に注目してみてください。

ただし、ハンズフリーではなく靴紐をしっかり結んで履くタイプのシューズでも踵が緩く感じやすい方では、CUXXION RAPIDFITでもフィット感の相性には注意が必要です。あくまでハンズフリーの影響で踵が緩く感じないという印象です。

次にFLEX RAPIDFITは、レギュラーフィットのランニングシューズと同じサイズだと中足部のフィットは快適ですが、踵がやや緩く、歩行時に少し浮く感覚がありました。そのため0.5cm下げると全体のフィット感が高まり、踵の収まりも改善されます。

足が細めの方(特に踵が細い場合)は同様の印象になりやすいと思われますが、サイズを下げるとCUXXION RAPIDFITに比べてつま先上部の余裕はやや少なく感じました。足幅が標準〜やや広めの方であれば、普段のサイズでも快適に履ける可能性があります。

なおFLEX LOUNGE RAPIDFITは紐を使わないスリッポン型のため、今回試した2モデルとはフィット感が少し異なる可能性があります。

スケッチャーズ Slip-ins(スリップインズ)

ハンズフリーのシューズと言えばスケッチャーズの「スリップインズ」シリーズが有名で広告を目にしたことあるかもしれません。

ハンズフリーシューズの市場を牽引している代表的なブランドだそうで、スニーカータイプからサンダルやブーツなどいろんなスタイルがありラインアップが豊富です。

私が試したスニーカータイプとスリッポンタイプは踵部が靴ベラのように機能してスムーズに履くことができます。今回試したブランドの中では価格が高めでアッパーの生地は安心感があるしっかりとした質感です。

フィット感はモデルによってさまざまで、同じサイズでも甲の部分が緩く感じるものとそれほどホールド感が弱く感じないものもあります。すべて試したわけではないですが私の場合はモデル名にアーチフィットが含まれるものが足に合ってルーズにならない履き心地でした。

スケッチャーズのスリップインズはスーパーの靴売り場やスポーツ店などでもよく見かけて比較的扱っているところが多いようで履き心地を試しやすいと思います。

「すぐスポ」は家族みんなで選べるハンズフリー靴

すぐスポは、ASBee(アスビー)などを展開する「株式会社ジーフット(G-FOOT)」のオリジナルモデル。最大の特徴は、独自のブランド展開によって家族全員の靴が揃うことです。

スポーツ向けの「アスリーム」をはじめ、メンズでは「オークスフィールド」や「チャーキーズ」、レディース向けの「heal me(ヒールミー)」、さらにはキッズ向けの「MADFOOT!(マッドフット!)」まで、あらゆるカテゴリーから「すぐスポ」機能付きのモデルが発売されています。

「便利な靴はデザインが限られる」という常識を覆し、ビジネスから通学、お出かけまで、用途に合わせて最適な一足を見つけることができます。

さらに嬉しいのが、その圧倒的なコストパフォーマンス。価格は高いモデルでも6,000円台と非常に手頃に抑えられており、家族全員分を揃えたり、シーンに合わせて履き替え用を用意したりしやすいのも「すぐスポ」ならではの魅力です。

いくつかのモデルを試してみると、踵部は靴ベラのように硬く、もちろん立ったまま簡単にサッと履くことが出来ます。踵部以外のアッパーの感触は柔らかめでガッチリとせず足当たりが良いです。ウィズ(足囲)は3E相当や4E相当のモデルがあり、ゆったりと感じてラクな履き心地です。

ASBee公式 靴オンラインショップでは足のサイズや普段使用している靴などの情報を登録しておくとそれぞれの商品ページでサイズレコメンドを表示させることが出来ます。

上の画像のモデルのでは、私の場合、足の実寸サイズ(25.4cm)に近い25.5cmがおすすめされました。サイズレコメンドの「想定される履き心地」の通り、私の細めの足形では足長的にはぴったりで横幅や甲の部分はゆったりとしています。

他のモデルで試してみると、おすすめサイズは26.0cmでした。すぐスポの特殊な構造やスニーカータイプかスポーツタイプであるかも判定に含まれているようです。

ちなみに他のブランドのランニングシューズは26.5cmを選ぶことが多いので、すぐスポは靴型サイズではなく足入れサイズで作られているように感じます。特に普段より大きめサイズを選ぶ必要はないように感じます。

ASBee公式 靴オンラインショップでは「手を使わずにサッと履ける靴」の特集ページがあり、プーマのEASE IN(イーズイン)シリーズ・コンバースのスリットスライドシリーズ・le coq sportif(ルコックスポルティフ)のNEXTEPシリーズなど様々なメーカーのモデルが販売されています。

G-FOOT shoes marche

セダークレスト スパットシューズ

CEDAR CREST(セダークレスト)は「東京靴流通センター」「シュープラザ」などを運営するチヨダが商標権を持つシューズブランドです。スニーカーを中心に様々なスタイルのシューズがあり、近年は特に手を使わずに脱ぎ履きできる「スパットシューズ」シリーズに力を入れているようです。

ラインアップは豊富でスニーカーやビジネスシューズだけでなく入院・介護シューズや安全靴、コックシューズ(厨房シューズ)もあります。調整ベルトやドローコードでフィット感の調整が出来るモデルもあります。

スパットシューズは実店舗だけでなく公式オンラインショップでも購入できます。価格はアマゾンなどの通販サイトでは実売価格が三千円台からありお手頃です。

私が使用したモデルはスニーカータイプです。普段スニーカーで選ぶことの多いサイズでウィズ(足囲)は標準幅の2E相当を試しましたがルーズな履き心地でした。踵部分はスコスコ浮くことはないですが、甲の部分が靴紐を結ばずに緩めて履いているような感覚です。

サイズ感はスパットシューズ以外にセダークレストで試したモデルを含めると靴型サイズではなく足入れサイズのようで実寸と同じサイズから試していくと合わせやすいように感じました。特に大きめサイズを選ぶ必要はないように思います。

シューズの作りとしては無骨で価格なりに見えますが、素材はガッチリとして丈夫そうに感じます。

CEDAR CREST(セダークレスト)以外にもANAP GIRL(アナップガール)bio fitter(バイオフィッター)HYDRO TECH(ハイドロテック)というブランドからもスパットシューズが出ています。

プーマ EASE IN(イーズイン)

プーマのEASE INシリーズも踵部が靴ベラのような作りでスッと足が入ります。

履き口周りの生地もカッチリとして足を入れる際に形が崩れにくく、甲が当たるシュータン部分も足を滑り込ませやすく作られています。

踵部はガッチリと硬くホールド感に優れています。足を入れる時とは反対に脱ぐときには手を使わないとスムーズにいかないくらい踵がしっかりつかまれているような感覚です。

甲の部分はゆとりが大きいように思います。特に履き口に近いところは足を入れやすくするため広くなっているようで細い足形の方ではルーズに感じると思います。それでも足を曲げる動作でズレずに踵がスポスポと浮くことはないです。

価格は大人向けが7千円台から8千円台で1万円を超えないですが、どのモデルもシューズの作りや質感に安っぽさがなくスタイリッシュなモデルが多いです。

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最後に

手を使わず立ったまま簡単に素早く履けるハンズフリーシューズは様々なブランドが参入して注目されています。一時の流行りか定着するのか分かりませんが、足に合うモデルが見つかれば、玄関で靴を脱ぎ履きする機会が多い日本では日々の生活のタイムパフォーマンスと快適さを向上させてくれると思います。

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