ミズノ WAVE REVOLT 3(ウエーブリボルト3)のサイズ感と履き心地！レビュー

ミズノのランニングシューズ、WAVE REVOLT 3(ウエーブリボルト3)です。

これからランニングを始めたい方の最初の一足に選びやすいモデルです。

価格設定が1万円を切りながら上位モデルにも搭載されているMIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)とMIZUNO WAVE(ミズノウエーブ)により柔らかさと安定性が両立した走り心地を得られます。

初代や2代目とアッパーの生地の質感やフィット感は少し異なっていますが選んだサイズは同じです。ソールは柔らかさが増しているように感じます。

サイズ感と履き心地

ウエーブリボルト3のサイズ展開は以下の通りです。

ウィズ(足囲)はメンズとウィメンズともにレギュラー幅(2E相当)とワイド幅(3E相当)があります。ユニセックスは2E相当です。

私の足の実寸サイズ

右足：足長254mm,足囲240mm
左足：足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

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足の特徴

ウエーブリボルト3で選んだサイズはレギュラー幅の26.5cmです。足長的につま先の余裕は十分ですが初代や2代目と比べると爪の上側がやや低くなったと感じます。私の場合は爪に圧迫感を覚えるほどではなく、あくまで初代と2代目ほどゆとりを感じない程度です。

上の画像を見るとフォルムは細く見えますが、足を入れると前足部の横幅はタイトに感じません。甲の部分も低くなく靴紐を結んでもハトメの間隔はパツパツせず圧迫感はないです。踵部は細めでホールド性は高いです。

追記：この記事を作成したあとサイズは同じでカラーは別のウエーブリボルト3を購入しましたが、同じモデルでもフィット感が異なり甲の部分がやや窮屈で全体的にもタイトに感じました。

※上のチャートのハトメの間隔とは靴紐を結んだときに甲の部分がパツパツで広いかギュウギュウに細くなるかを表しています。

アッパーはメッシュ生地で初代や2代目より網目が大きいです。通気性に優れて軽さも感じますが足あたりは個人的に2代目の方が柔らかく滑らかで快適でした。

ハトメ(紐を通す穴)は2代目と同じで内外に6対(初代は5対)ですが、中足部のホールド感は2代目の方が優れていたように思います。

靴紐はフラットタイプで伸縮性はなくタイトにフィットさせることができます。ただ、初心者向けのモデルには締め上げても甲の部分の圧迫感が少ないものがありますがウエーブリボルト3では痛みが出ない程度に加減した方が良さそうです。

ミッドソールは柔らかさと高反発が特徴のMIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)が踵から前足部まで全面に使われています。

踵部には安定性向上のためにMIZUNO WAVE(ミズノウエーブ)が搭載されていますがプレートタイプではなく、ミズノエナジーの上に異なる硬さのミッドソール材を波形状に重ねたフォームウエーブ構造です。

実際に歩いたり走ってみるとミズノエナジーは柔らかくて程よく弾む感覚が心地よいです。それでいてミズノウエーブにより踵から着地してもグラつくことはなく安定しています。

アウトソールは初代や2代目より横幅が広くなっています。接地面積が広くなることでここでも安定性を高めているそうです。

また、安定性だけでなく踵部から中足部には初代や2代目には無かった大きな溝があり、素材だけでなく構造的にも柔らかさを感じやすくなっているようです。もしかしたら3代目で柔らかさが増したと感じるのはこのためかもしれません。

ラバーは耐久性が高いX10(エックステン)ですが使われている範囲は狭いです。上の画像の黒い部分だけ硬く他の白い部分は手で押さえるとプニプニ柔らかいので耐久性が気になります。初代や2代目ではパターンが異なりましたが白い部分は擦り減りやすかったです。

踵部は細めでヒールカウンターの硬さが後側だけでなく横側まで及んでホールド性が高いです。上の画像の親指と中指で押さえているあたりまで力を入れてもしなることがなくガッチリとしています。

くるぶしの下あたりを気にしやすい方は試し履きで違和感や痛みが出そうにないか確認された方が良いです。私の場合は実際に履きはじめると外側のくるぶしの下に硬さを感じますが痛みは出ていません。

中敷きはふわふわ柔らかい感触ではなく、硬めで少し弾力を感じるところは初代や2代目と変わっていません。厚さは少し異なりつま先部分が約4mmで踵部は約5mmです。

ウエーブリボルト3は上位モデルと比べて長い距離ではアッパーのサポート性が弱く感じますが、履き心地に大きなクセがなく軽やかに心地よく走れるため気軽に運動をはじめたい方に使いやすいと思います。

ミズノの説明ではカラーバリエーションが豊富とありますがウィズ(足囲)ごとにもっと種類が多くなると選ぶ楽しさがあると思います。

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