
ミズノのランニングシューズ、MAXIMIZER25(マキシマイザー25)です。
低価格ながら機能性に優れたモデルです。25代目まで続くシリーズのためサイズ感や細かな点で履き心地が変わることがありますが、良い意味で新しくならない安心感があります。
使用目的としてはこれからジョギングやウォーキングなど軽い運動をはじめたい方から本格的なランニングでも使用している方もいます。カラーには通勤や通学にも使いやすい黒一色と白一色もあります。
サイズ感と履き心地
サイズ展開は以下の通りです。ミズノの公式サイトではメンズの表記が無くなりユニセックスとレディースとジュニアになっています。
- ユニセックス:21.0~28.0cm(0.5cm刻み),29.0cm,30.0cm。カラーによって異なります。
- ウィメンズ:22.0~25.0cm(0.5cm刻み)。
- ジュニア:21.0cm~24.0cm(0.5cm刻み)。ウィズ(足囲)は2E相当です。
ウィズ(足囲)はユニセックスとウィメンズは3E相当で、ジュニア用のウィズ(足囲)は2E相当となっています。
サイズ感
右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

選んだサイズは前モデルの24代目と同じ26.5cmです。
私はマキシマイザーを19代目から使用していてこれまでサイズは26.0cmと26.5cmで迷うことが多かったですが24代目と今回の25代目では26.0cmでは小さく26.5cmでも23代目以前のモデルほどゆとりはないように感じます。
それでも26.5cmではつま先部分は親指の爪の幅(1.8cm)ほどの余裕があり爪の上側の空間も広めです。
横幅は3Eらしい広めのフィット感ですが25代目ではつま先部分だけ少し狭くなったと感じます。甲の部分も少しパツパツしますがこの辺はいつものマキシマシザーを履いている感じです。踵部は変わらず細めでしっかりフィットします。
足長 | 小さい | |・・・・・・・| | 大きい |
爪の上側 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
横幅 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
甲の部分 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
ハトメの間隔 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
かかと部 | 細い | |・・・・・・・| | ゆるい |
アッパーとソール

アッパーについてはマキシマイザーらしい外側の補強がしっかり入っています。前モデルの24代目では少し優しい履き心地でしたが25代目では強いガッチリ感が戻ってきました。
見た目にはゴツゴツしてスタイリッシュではないですが踵部から中足部あたりのホールド性は価格の高いモデルよりも優れていると感じ3E相当の幅広でありながら私の細めの足でもルーズになりません。
そのため幅広のゆったり感が物足りずさらにソフトなフィット感を求める方には4E相当でガッチリな補強のないESPERUNZER(エスペランザー)が向いていると思います。
ソールの見た目は20代目から変わっていないですが足裏の感触24代目までより硬くなった気がします。記事作成時点の低い気温の影響を考えても分かりやすい柔らかさは抑えられているように感じます。
それでも踵部はソールの厚みを感じやすく着地の衝撃を和らげてくれます。ウエーブプレートなどの樹脂製のパーツは内蔵されていませんがグラつかず安定感があります。前足部はソールの厚みやクッション性を感じにくいですが蹴り出しの力を加えやすいです。

アウトソールのパターンは3つの屈曲溝により足が曲げやすいです。ラバー部分はこれまでのモデルでも耐久性が実感できたX10(エックステン)が使われています。
重さについてミズノ公式オンラインショップによるとメンズは27.0cm片方で約260g、レディースは24.5cm片方が約210g、ジュニアは22.0cm片方が約165gとなっています。
踵のフィット性

踵部はマキシマイザーらしい硬くしっかりした作りです。ガッチリとしてホールド性が高く使用中に踵が緩く感じたり浮いてくることもありません。
中敷き

中敷も最近のランニングシューズではふんわりと柔らかいものが増えている中でマキシマイザーの中敷は素材の密度が大きく硬めでしっかりしています。
厚みはつま先部分が約3.5mmで踵部分は約5.5mmです。
最後に
マキシマイザー25のデザインはいかにも運動靴ですがメンズ向けサイズのカラー展開は豊富でタウンユースにも使えそうです。レディースモデルやジュニアモデルでもカラー展開が多くなればもっと選ぶ楽しさがあると思います。
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