アシックスのランニングシューズ、GT-2000 7です。
人気シリーズの7代目でアッパーはフィット性とホールド性が高くソールはクッション性や安定性に優れています。ウィズ(足囲)の展開も豊富で足に合ったシューズが選びやすく、これから本格的に走りたい初心者にもおすすめのモデルです。
アシックス GT-2000 7のサイズ感と履き心地
サイズは0.5cm刻みでメンズは24.5〜30.0cm(29.5cmはない)、レディースは22.5〜26.0cmです。
ウィズ(足囲)の展開は3つのタイプがありレディースではNARROW(ナロー)が細め、STANDARD(スタンダード)が標準、WIDE(ワイド)が広めとなっています。メンズではWIDE(ワイド)の代わりにかなり広めのEXTRA WIDE(エキストラワイド)があります。
GT-2000ではメンズとレディースでラストが違っていて同じサイズのNARROW(ナロー)やSTANDARD(スタンダード)でもレディースの方が細身で小さく作られています。
サイズ感
項目 | 左足 | 右足 |
足長 | 25.2cm | 25.3cm |
足幅 | 9.7cm | 10.0cm |
足囲 | 23.3cm | 23.9cm |
かかと幅 | 6.6cm | 6.5cm |
足甲高さ | 6.0cm | 6.1cm |
選んだサイズはNARROW(細め)の26.5cmで5代目と6代目よりつま先に余裕がある履き心地です。足長的に大きいだけでなく指周りにもゆとりを感じます。
しかし、初代から4代目までと比べるとやや小さいです。4代目までは26cmで余裕がありました。
アッパーサポートパネル
アッパーには人工皮革のガッチリとした補強は少ないですが、靴紐と連動したアッパーサポートパネルがフィット性とサポート性を高めてくれるようです。
また、紐を通す穴の数も前モデルでは内外に5ヶ所ずつでしたが新モデルでは6ヶ所で形状も普通の穴が開いているタイプに戻っています。
踵部
ヒールカウンターは4代目と5代目では踵部の外側に硬くガッチリとした樹脂製のパーツが付いていました。
前モデルからアッパーに内蔵されるタイプに戻りましたが踵部は硬くしっかりしていてホールド性も高いと感じます。
ソール
ソールのデザインは前モデルと変わっていませんが着地の感触は少し柔らかくなっていると感じます。ミッドソールは前モデルからFLYTEFOAM(フライトフォーム)が使用され軽さも感じます。
アウターソールのパターンも前モデルと同じです。ねじれ剛性や安定性を高めるために中足部にはトラスティック(樹脂製の硬いパーツ)で補強されています。
インソール
中敷は厚みがあり足裏の感触もよいですが、他のインソールと入れ換えて厚みの差が大きい場合は履き心地に影響があるかもしれません。つま先の厚みは5mmくらいです。
最後に
GT-2000 7は旧モデルを使用していた方にとってはモデルチェンジによる履き心地の違いについては好みが分かれるかもしれませんが、個人的にはアッパーに補強が少ない割にホールド性がよいと感じました。ソールについてはもう少し硬い方が好みです。
シューズ全体としてはサポート力はしっかりしていて長い時間や距離の使用でも快適にランニングができるシューズだと感じました。
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