
左がイージーラン(J1GE1838)、右がイージーランLX(J1GE1818)
ミズノのランニングシューズ、イージーラン(J1GE1838)とイージーランLX(J1GE1818)を試しました。
どちらもコンセプトチャートではこれから走ってみたい人向けの「初めてのラン」に分類されるモデルで他にスターゲイザーやマキシマイザーがあります。

ミズノのイージーランとイージーランLXのサイズ感と履き心地
サイズ感
サイズ展開はイージーランとイージーランLXのどちらもメンズは25cm~28cm、レディースは23cm~25cmです。イージーランにはユニセックスモデルがありサイズは23cm~28cmです。
ウィズ(足囲)はメンズとレディースともに2Eです。走力的に同じカテゴリーのスターゲイザーやマキシマイザーは3Eなので、3Eでは幅が緩く感じる場合はイージーランとイージーランLXの方が足に合うかもしれません。
右足:足長254mm足囲240mm
左足:足長253mm足囲235mm
イージーラン(J1GE1838)では26.5cmを選びつま先や指周りに余裕がある履き心地です。2Eなのでマキシマイザーより横幅は細めに感じますが、アッパーの生地に少し厚みがあり柔らかい感触で甲の部分に窮屈な感じはありません。ただ、靴紐が短く感じます。
イージーランLX(J1GE1818)はアッパーのデザインがシンクロMD2に似ていて後継のモデルのようですがサイズ感は少し違うと感じました。
シンクロMD2は26.5cmでは少しつま先が窮屈でしたがイージーランLX(J1GE1818)は指周りも楽で26.5cmで余裕がありイージーラン(J1GE1838)と同じサイズ感です。
アッパーは薄手で軽量な感じがしますが全体の重さはイージーラン(J1GE1838)の約250g(27.0cm片方)より重く約265g(27.0cm片方)です。
イージーランLX(J1GE1818)も靴紐は短く感じます。
踵部
踵部はどちらもヒールカウンターが入って硬くしっかりしています。
作りも細くなっているので踵が浮きにくく、フィット性とホールド性がよいです。
ソール
イージーラン(J1GE1838)のミッドソールの見た目はスターゲイザーやマキシマイザーとそっくりです。着地の感触は柔らかめです。
クッション性はイージーランLX(J1GE1818)の方が着地の感触はしっかりしていて衝撃の吸収もよい感じがします。
イージーラン(J1GE1838)のアウトソールもスターゲイザーやマキシマイザーとそっくりです。アッパーの作りでは2Eと3Eでウィズ(足囲)の違いがありますが、アウトソールの横幅を同じサイズのマキシマイザーと比べてみると同じ長さでした。
イージーランLX(J1GE1818)のアウトソールはシンクロMD2とは似ていません。
中敷
中敷はイージーラン(J1GE1838)とイージーランLX(J1GE1818)のどちらもマキシマイザーと同じものが入っているようです。程よい弾力でつま先の厚みは4mmくらいです。
ちょっと運動を始めたいときにも適したシューズ
イージーラン(J1GE1838)とイージーランLX(J1GE1818)のアッパーやソールは長い時間や距離の使用では少しサポート力が弱く感じます。
しかし、ちょっと運動を始めたいときにも足を入れた感じが楽で履きやすく短い時間のジョギングやウォーキングならクッション性がよく使いやすいシューズです。
価格の設定は同じ「初めてのラン」に分類されるスターゲイザーやマキシマイザーと比べると、マキシマイザー⇒スターゲイザー⇒イージーラン⇒イージーランLXの順に高くなっています。
しかし、ネット通販などの実売価格ではどのモデルも差が無かったりサイズやカラーによってはイージーランLXの方が安くなっている場合もあります。
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