ミズノから新しいウエーブライダー21が発売されますが、ウエーブライダー20の感想です。
ウエーブライダーは新しいモデルが出る度に全く違うシューズに変わっていると感じることがありますが、ウエーブライダー21の特設ページを見ると説明されている特徴は前モデルの20と同じで大きな変更があるようには感じませんでした。実物を履き比べるとサイズ感など履き心地で大きく違う部分があるかもしれません。
ミズノ WAVE RIDER 20の特徴
ウエーブライダー20から「ミズノウエーブの中心に凹みを設けた新形状」のクラウドウエーブが搭載されています。柔らかく感じるのに安定性がしっかりしていてスムーズな体重移動で推進力があるそうです。
他に「心地良い足入れ」「しなやかな反発」「柔らかな接地感」「かかとのフィット感」に優れているそうです。
実際履いてみてこれらの特徴で実感したのは「柔らかな接地感」と「かかとのフィット感」です。
WAVE RIDER 20で選んだサイズと履き心地
ウエーブライダー20は足囲に合わせてメンズとレディースでそれぞれ標準タイプ、ワイドタイプ(メンズはスーパーワイド)、スリムタイプからシューズを選べます。
右足:足長254mm足囲240mm
左足:足長253mm足囲235mm
20の前に履いていたウエーブライダー18ではスリムの26cmを履いていました。20でもスリムの26cmを試すと甲の部分がきつく、特に紐を通す穴のつま先側から1番目と2番目辺りに圧迫を感じたので、標準タイプの26cmにしました。サイズを上げてスリムの26.5cmは指先が少し遊ぶ感じがありました。靴紐は19と同じ、柔らかく伸縮性があります。
靴底です。底から見るとつま先に向かってカーブがきついのが分かります。
実際使用してみるとウエーブライダー18ではアッパーはカッチリしていてホールド感がありつつスリムでも甲の部分のきつさはあまり感じませんでしたが、20では足入れは柔らかいですが標準タイプでも履き始めは紐を緩くしても甲の部分がきつく感じました。しかし3,4日すると慣れて気にならなくなりました。
クッションについては「柔らかな接地感」とある通り、歩いても走ってもこれまでのウエーブライダーより着地の感触はかなり柔らかいと感じました。しかしミズノウエーブのおかげか柔らかい着地の割に安定性も良いです。
また、前足部にも厚みと柔らかさを感じるので、これまでのウエーブライダーが合っていたという方には履き心地に違和感があるかもしれません。しかしつま先部分は反発を感じ蹴り出しやすいです。
「かかとのフィット感」についてもヒールカウンターでサポートがしっかりしていると足当たりが硬く感じることがありますが、ウエーブライダー20では踵の周りは柔らかい感触なのにホールドが良いです。ウエーブライダー21では履き口部に柔らかい素材を使ってさらに踵のフィット感が高まっているそうです。
インソールのつま先の厚さは5mmくらいです。仕様ではプレミアムインソールという名前になっています。
上の画像はウエーブライダー20と18のインソールです。下側の18のインソールは表面がサラサラというかスベスベしています。ソックスによっては足裏がやや滑りやすいと感じます。上側の20のインソールは表面が少しザラついていてウエーブライダーは16も履いていましたがそのインソールに似ています。しかしこちらもソックスによってはやや滑りやすいと感じました。
まとめ
ウエーブライダーはこれまで試し履きを含め16,17,18,19を履いてきてサイズは標準タイプでは履き心地がルーズでしたが20ではスリムではきつく標準タイプにしました。
しかし、良くフィットしているようでも時々シューズ内に小石が入るのでどこかルーズな部分があるのかもしれません。
クッションもこれまでと比べてかなり柔らかいと感じました。踵だけでなく前足部にも厚みと柔らかさを感じます。
試し履きの際はサイズ以外のクッションの感触などのチェックも必要かもしれません。
ミズノ WAVE RIDER 20 サブ5
メンズとレディースでそれぞれ標準タイプ、ワイドタイプ(メンズはスーパーワイド)、スリムタイプから選べます。
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