
ミズノのランニングシューズ、WAVE RIDER 24(ウエーブライダー24)です。
ウエーブライダーといえばシリーズを通してスムーズな走り心地がコンセプトで初心者でも軽やかにスピードを感じれるモデルです。
今回のモデルには新しいミッドソール素材のMIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)が搭載されています。
個人的にはソールよりもアッパーの作りが足に合うかどうかが気になり、今回の24代目もスリムモデルの復活はなかったですがフィット感は硬すぎず柔らかすぎずのストレスのない履き心地でホールド性も高くサポート力がしっかりしています。
ミズノ ウエーブライダー24のサイズ感と履き心地
サイズ感
ウィズ(足囲)については今回のウエーブライダー24にもスリム(E相当)がなく、2E相当のレギュラー幅以外にメンズではスーパーワイド(4E相当)、レディースではワイド(3E相当)があります。
サイズ展開はウィズ(足囲)やカラーによって違います。前モデルと比べてレディースレギュラーで22.0cmが、メンズレギュラーでは31.0、32.0cmが無くなっているようです。
- ユニセックスモデル(2E相当):22.5~29.0(0.5cm刻み)、30.0cm。
- メンズレギュラー(2E相当):24.5~29.0(0.5cm刻み)、30.0。※カラーによって違います。
- メンズワイド(4E相当):24.5~29.0(0.5cm刻み)、30.0cm。※カラーによって違います。
- レディースレギュラー(2E相当):22.5~26.0cm。※カラーによって違います。
- レディースワイド(3E相当):22.5~25.5cm。
右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

選んだサイズはスリムラストがないのでレギュラー幅(2E相当)の26.5cmです。スリムモデルを履いていた時より前足部はややゆとりを感じますが、アッパーの生地自体は23代目ほど柔らかくなく指周りは走行中も履きづらさを感じるルーズさはありません。足長的には22代目から変わりなく足長的にちょうど良いです。ただ、爪の上側はやや低く感じます。
足長 | 小さい | |・・・・・・・| | 大きい |
爪の上側 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
横幅 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
甲の部分 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
ハトメの間隔 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
かかと部 | 細い | |・・・・・・・| | ゆるい |
アッパーとソール

アッパーはステッチ(縫い目)がなく足あたりが良くなっていますがこれまでのモデルでも縫い目が気になったことはなく裸足で履くと違いが分かるくらいです。
それよりも生地自体の柔らかさや補強の入り方の方がフィット感に影響が大きいと感じます。個人的には今回の24代目は22代目のガチガチ感がなく23代目のような前足部の生地が柔らかいために指周りが緩いと感じることもないちょうどよいフィット性になっています。
また、シューズ側面のランバードマークにもステッチがないですが補強としての役割はステッチがある方がなんとなく中足部のガッチリ感がある気がします。それでも中足部から踵にかけてはウエーブライダーらしい優れたホールド性です。
シュータンはアッパーと1体となって足が包まれる感覚とともに横にズレにくくなっています。
ミッドソールは踵から中足部あたりまでミズノ史上最も柔らかく反発力があるとされる新しい素材のMIZUNO ENERZYが入っています。
しかし、ウエーブライダーは19代目くらいから段々とソールは柔らかくなってきているので最近のモデルを履いてきた方には24代目でも違和感は少ないと思いますが、久々にウエーブライダーを使用する方にはかなり柔らかくなったと感じると思います。
MIZUNO WAVE(ミズノウエーブ)は変わらずプレートタイプなのでこれまで通り安定性は優れています。

アウターソールはラバーで覆われていない部分は指で押さえるとMIZUNO ENERZYの独特な柔らかさを感じます。
この新しい素材をしばらく使用した後の情報がまだ少ないのでヘタリが早くないか耐久性が気になりますが、前モデルまで中足部あたりに見えていたMIZUNO WAVEのプレートが隠れる位置まで使われているので接地から蹴り出しまでの体重移動は旧モデルよりスムーズになっている気がします。
踵のフィット性

踵はガッチリ硬くホールド性の高さはウエーブライダーらしく優れています。
中敷き

中敷きは厚みと柔らかさがあります。つま先部分の厚みは5.5mmくらいです。
最後に
ウエーブライダー24はミッドソールが新しい素材になってもアッパーの中足部から踵にかけてのホールド性やMIZUNO WAVEによる安定性などは変わらず足への負担を軽減してくれるので長い距離を走っていても安心感があります。
MIZUNO ENERZYについては弾む感覚が程よくて心地よいですが、ナイキのリアクトフォームやアシックスのフライトフォームブラストのようなポンポンッと弾かれる感覚を期待すると物足りないと思います。
MIZUNO ENERZYには「MIZUNO ENERZY CORE(コア)」「MIZUNO ENERZY LITE(ライト)」「MIZUNO ENERZY」の3つのタイプがあり、もっと強い反発性や柔らかさを体感したい場合は最上位のMIZUNO ENERZY CORE(コア)が搭載されたモデルが良いかもしれません。
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