ホカオネオネ CLIFTON 9(クリフトン9)のサイズ感と履き心地! レビュー

ホカオネオネのランニングシューズ、CLIFTON 9(クリフトン9)です。

CLIFTONシリーズはホカオネオネを初めて履く方におすすめのスタンダードモデルです。

走力的に初心者ランナーでも安心なクッション性に優れるモデルですが、分厚いソールのイメージより軽やかに走れます。

選ぶサイズは7代目や8代目と同じでしたがアッパーのフィット感で異なる部分があります。

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サイズ感と履き心地

サイズ展開とウィズ(足囲)の種類

ウィズ(足囲)はメンズとレディースともにレギュラーワイドがあります。

扱っているお店ではメンズのレギュラーは「D相当」でワイドが「2E相当」、レディースのレギュラーは「B相当」でワイドが「D相当」となっているところがあります。

しかし、ウィズ(足囲)は表記のイメージより細くはなく、例えばメンズでは他のブランドで2E相当が標準幅のモデルを使用している方ではレギュラー幅から試された方が良いと思います。

ワイドモデルは公式サイトの説明で「※レギュラータイプに比べ、ワイドタイプは足囲を約2サイズ分(周囲約12mm)アップしています。」とあります。メンズでは他のブランドで4E相当のエキストラワイドやスーパーワイドと言われる幅広モデルと同じ感覚のような気がします。

サイズ展開は以下の通りです。

メンズ:25.0cm~29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cm

レディース:22.0cm~25.0cm(0.5cm刻み)

サイズ感

私の足の実寸サイズ

右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

足の特徴
  • 指先の形:スクエア型
  • 足幅の広さ:やや細め「D」
  • 足甲の高さ:標準的

CLIFTON 9のサイズは7代目や8代目と同じレギュラー幅の26.5cmを選びました。

前足部は広めで足長的に十分な余裕があり爪の上側もピッタリせず空間があります。ただ、足の形によってはつま先部分だけ小指側にやや狭さを感じるかもしれません。

甲の部分や中足部のサイドもウィズ(足囲)の表記からくるイメージより細くはなくラクなフィット感です。特別に足幅が広いと感じている方以外ではレギュラー幅から試された方が良いと思います。

また、個人的には踵部の収まりが良く土踏まず部分の適度な盛り上がりも心地よいです。

公式サイトのサイズ表の目安より大きめを選んだ

HOKA ONE ONE公式サイトでは「ヘルプ」の「サイズ・測定方法」から開くページでは実寸サイズに対してどのサイズを選ぶかの目安を付けることができます。また、それぞれの商品ページの「サイズを選択」の下にある「サイズ表&測定方法」からも見ることができます。

そのサイズ表によると、私の場合は大きい方の足長が254mmなので一番近い256mmのところを見て26.0cmが合うそうです。26.0cmでも窮屈すぎることはないですが26.5cmの方がつま先にゆとりがあり履きやすいです。

中敷の大きさは私が選んだ26.5cmでは国内ブランドのアシックスやミズノより少し小さいです。

例えば、上の画像は下側がアシックスのゲルキュムラス24で上側がクリフトン9です。

どちらも26.5cmですが、上に重ねてもつま先がはみ出ないのでクリフトン9の方が小さいです。他のアシックスやミズノで走力的に近いモデルでいくつか比べましたが、やはり、クリフトン9の方が小さいです。

しかし、実際の履き心地は他のブランドで選んでいる26.5cmのシューズと比べて小さく感じませんでした。上の画像のように中敷に足を乗せてもつま先に十分余裕があります。

ただ、海外ブランドのためにすべてのサイズが0.5cm刻みで対応しているとは限らないので選ぶサイズによっては小さかったり逆に大きかったりするかもしれません。

足長小さい|・・・・・・|大きい
爪の上側低い|・・・・・・|高い
横幅細い|・・・・・・|広い
甲の部分低い|・・・・・・|高い
ハトメの間隔細い|・・・・・・|広い
かかと部細い|・・・・・・|ゆるい
※上のチャートのハトメの間隔とは靴紐を結んだときに甲の部分がパツパツで広いかギュウギュウに細くなるかを表しています。

アッパーとソール

アッパーについてはゴツゴツせず軽やかなフィット感です。

靴紐を通す穴は8代目と同じで内外に5対です。個人的には6対だったCLIFTON 7の方がホールド力を感じましたが、CLIFTON 7で靴紐を結ぶとタイトに感じていた場合は甲の部分や足首周りは素材の柔らかさもありラクに感じると思います。それでいて生地はカッチリとして伸縮しにくい部位もあり走行中に足がブレやすくはないです。もっとしっかり締めたい方は靴紐が長めなのでサブホールに通すか、さらに2段ハトメ(ダブルアイレット)にしても良いと思います。

シュータンは内側の端がアッパーとバンドのようなものでつながって外ズレしにくくフィット感を損ねないようになっています。

ミッドソールは見た目の分厚さからフワフワの感触を期待しますが、特別にクッション性や弾む感覚は強くないです。思ったよりもコシのあるしっかりとした感触でメタロッカーという靴底のカーブとの相性が良いです。踵からつま先まで自然な体重移動で足運びがスムーズで歩いても走ってもラクに前へ進みます。

前モデルと比べてアウトソールのデザインが改良されたようですが、見た目にその違いは分かりにくく大きな変更がないように見えます。

ラバー部分はアスファルトの路面や土のグランドではトラクションを感じます。気持ちよく前へ進むため油断しがちですが、やはり濡れているマンホールや側溝などの金属製の蓋の上では滑りやすいので注意が必要です。また、タイルやブロックで舗装されているところでも雨などで濡れるだけでなく表面に乾いた砂が散らばっているとグリップが弱くなる気がします。

踵のフィット性

個人的に踵部は前モデルの8代目のような緩さは感じずしっかり収まってホールドされます。ヒールカウンターも硬くガッチリとしてサポート力を感じます。

中敷き

中敷は素材の密度が小さめで弾力性やコシはあまり感じませんが、軽くて程よく柔らかいです。厚みはつま先部分が約5mmで踵部分が約7mmです。

最後に

CLIFTON 9はホカオネオネらしい独特なデザインですが、個人的にはメタロッカー構造の履き心地もすぐに慣れて大きなクセは感じず、他のブランドのモデルからの履き替えでも違和感が少ないと思いました。

例えば、アシックスではグライドライドが同じロッカー構造で近いように思いますが、ゲルニンバスやゲルキュムラスなどクッション性重視でゆっくりペース向けのモデルを使用したあとに選んでも使いやすかったです。ナイキだとペガサスが走力や使用目的で同じように履いても大丈夫でした。

アシックスのGTシリーズやナイキのズームストラクチャーなどスタビリティモデルが好みの場合はホカオネオネではARAHI(アラヒ)というモデルがオーバープロネーションに対応しています。もっとクッションの柔らかさとボリュームを求めるならBONDI(ボンダイ)というモデルがあります。

公式サイトを見る

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