アシックスのランニングシューズ、GT-1000 7です。旧モデルと比べてアッパーのデザインだけでなくソールの作りも大きく変わったと感じました。
アシックスの中ではゲルカヤノやGT-2000と同じオーバープロネーション用のエントリーランナー向けシューズです。
アシックス GT-1000 7 1011A042のサイズ感と履き心地
右足:足長254mm足囲240mm
左足:足長253mm足囲235mm
サイズ展開はメンズでは24.5cm~29.0cmと30.0cmです。ラストはレギュラー幅(2E)とスーパーワイド(4E)の2種類あります。しかし、アシックスのサイトやカタログでは表記が違いレギュラー幅はSTANDARDでスーパーワイドはEXTRA WIDEとなっています。
レディースのサイズは22.5~26.0cmまであり、ラストはレギュラー幅のSTANDARDとWIDEの2種類です。
商品名は4E相当の場合これまではGT-1000 6-SWのようにSWで表していましたが新モデルではGT-1000 7-EWとなっています。
前モデルよりつま先が楽になった
私が選んだサイズはメンズのSTANDARDの26.5cmです。GT-1000は3代目までは実測サイズに近い25.5cmでちょうど良かったですがアッパーの構造が小さくなってきているためか、だんだん大きめサイズを選ぶようになりました。
特に前モデルのGT-1000 6では26.5cmでも指周りが窮屈でしたが新モデルでは少し余裕がある作りになっていると感じました。
また、これまでのモデルに比べて着地や蹴り出しの際につま先の反り上がりが強く感じます。
踵のフィット性は良い
踵部はGT-1000らしくキュッと掴まれている感じがありフィット性が良いです。踵のソール部分にはFlyteFoamが使われています。GELは外からは見えなくなりました。

GT-1000 6の踵部
ヒールカウンターについては前モデルの方が硬さがありしっかりしていたと感じます。
中足部の樹脂製の補強はなくなった?!
アウトソールを見ても前モデルまでと違っています。前モデルまでにはあった土踏まずあたりの樹脂製のパーツが無くなっているように見えます。商品説明には「ミッドソールの中足部にトラスティックを搭載」とありますがシューズの剛性は弱くなったと感じます。

GT-1000 6のアウトソール
上の画像は前モデルGT-1000 6のアウトソールです。初代から前モデルまでは樹脂製の補強がありシューズのねじれを抑え安定させてくれました。
余談ですが、上の画像はアマゾン限定のGT-Xpressというモデルのアウトソールです。GT-1000 6のアウトソールにそっくりです。しかし、GT-XpressにはDUOMAXがなくオーバープロネーション用ではないようです。

まとめ
GT-1000 7は初期のモデルから比べるとアッパーの補強が少なくなり素材も柔らかく足を入れた感触も良くなりました。着地の感触も新モデルが出る度に柔らかさが増している気がします。
そのために走りやすさがアップしたように感じますが、旧モデルから使用していてGT-1000は硬くしっかりした着地の感触が魅力だと思っている方には少し物足りなさを感じるかもしれません。
初めて使用する方には違和感はなく走りやすいランニングシューズだと思います。

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