
アディダスのランニングシューズ、EQ21 RUNです。
購入前に画像だけでの印象はカジュアルな服装に合わせて普段履きに向いているタイプにも見えましたが、実物は踵周りや中足部のパーツはサポート性がありソールは踵部中心にクッション性が高くランニングシューズとしてしっかりとした作りです。
使用目的としてはこれから軽く運動をはじめたい方から使いやすいです。
サイズ感と履き心地
サイズ感
サイズ展開は正確には分からないですが、アディダスの公式オンラインショップや他の通販サイトを見ると記事作成時点では少なくとも以下のサイズがあります。
- メンズ:24.5cm~31.0cm(0.5cm刻み)
- レディース:22.5cm~25.5cm(0.5cm刻み)
ウィズ(足囲)はレギュラーフィットのみでワイド幅はないようです。
右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

EQ21 RUNで選んだサイズは26.5cmでつま先部分には手の親指の爪の幅(約1.8cm)一つ分の余裕があり個人的には大きすぎず小さすぎずちょうど良いです。
前足部の横幅はゆったりとしていて指周りがラクです。中足部から踵部は少し深めな履き心地に感じますがハトメの間隔が細くならず甲の部分はルーズではありません。私の場合はくるぶしに履き口が触れて痛みは出ていませんが少し圧迫感があります。
足長 | 小さい | |・・・・・・・| | 大きい |
爪の上側 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
横幅 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
甲の部分 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
ハトメの間隔 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
かかと部 | 細い | |・・・・・・・| | ゆるい |
アッパーとソール

EQ21 RUNの価格は8,789円ですが、アッパーの生地は1万円を超えるモデルと比べても質感はチープに感じず足あたりも良いです。サイドから靴紐を通す部分にかけては樹脂製のパーツがあり低価格モデルっぽさがありますが、思ったよりペラペラではなく硬めで中足部のホールド性を高めてくれます。それでもガチガチではなくつま先にかけての生地は足に優しくフィットします。履き口あたりはふんわりとせず少し硬めに作られています。
ミッドソールの素材もBOUNCE(バウンス)フォームで他のLightstrike(ライトストライク)が搭載されたモデルに比べると低価格モデル向けに感じてしまいますが、クッション性がありながら着地の際に柔らかすぎず安定性も悪くならないため足への負担が少なく感じます。BOOST(ブースト)フォームのようなふわふわ感が苦手な方にも向いていると思います。
ミッドソールドロップはアディダスの説明によると10.5 mmで高くはないですが、歩いたり走った際の足裏の感触としてはソールの厚みは踵部で大きくつま先あたりは小さく感じます。

アウトソールは広くラバーに覆われ、特に上の画像の赤い部分が黒い部分に比べて硬度が高いように感じ耐久性があるかもしれません。形状はフラットで接地から蹴り出しまでの体重移動がスムーズに感じます。
踵のフィット性

アッパーの踵部はソールとの境目の上あたりに外側からパーツが取り付けられています。サイドはしなって柔らかいですが真後ろの部分はガッチリと硬くホールド感があります。
履き口周りの生地は硬めで私の場合は外側のくるぶしに少し圧迫を感じます。これまでにシューズを履いていてくるぶしが気になったことがある方は注意が必要です。
中敷き
中敷きは糊付けされています。強引に剥がすことはできるかもしれません。足を乗せての感触は硬くも柔らかすぎることもなく程よくふんわりしています。
最後に
EQ21 RUNは記事作成時点ではレディースモデルを扱っているところが少ないのが残念で、アディダスの公式オンラインショップでも「EQ21 RUN」というモデル名ではメンズとジュニアモデルだけ扱われています。他の通販サイトではレディースモデルも販売されていますが価格が高くなっているところもありますので注意が必要です。メンズモデルは実売価格が下がってきてお得になっているところがあります。

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