アディダス adizero japan 5(アディゼロジャパン5)のサイズ感と履き心地! レビュー

アディダスのランニングシューズ、adizero Japan 5(アディゼロジャパン5)です。

前モデルと比べてデザインだけでなくアッパーのフィット感やソールの着地感が大きく変わりました。

走力的にはアディダスのサイトによると前モデルのアディゼロジャパン4と同じ「フルマラソンで4時間以内の記録を目指すランナーにおすすめ」とあります。

記事作成時点のアディゼロシリーズはデザインがよく似ています。アディゼロ以外のモデルも含めたアディダスのシューズチャートは下のリンクから見れます。

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アディダス アディゼロジャパン5のサイズ感と履き心地

サイズ感

ウィズ(足囲)はレギュラーフィットが2E相当でメンズワイドは3E相当です。前モデルではそれぞれE相当と2E相当でした。

サイズ展開は0.5cm刻みで以下の通りです。

  • レディース:22.0cm~27.0cm
  • メンズ:24.5cm~31.0cm。アマゾンでは23.0cmからある。
  • メンズワイド:25.0cm~31.0cm
  • 日本限定モデルのFX0501:22.0cm~31.0cm
私の足の実寸サイズ

右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

私が選んだサイズはレギュラーフィット(2E相当)の26.5cmです。ウィズ(足囲)がE相当から2E相当になったようですが個人的には横幅がやや広くなった程度で甲の部分は逆に少し低くなったと感じます。前モデルの同じサイズと比べるとつま先の余裕がやや少ないですがサイズアップするほどではなかったです。

足長小さい|・・・・・・|大きい
爪の上側低い|・・・・・・|高い
横幅細い|・・・・・・|広い
甲の部分低い|・・・・・・|高い
ハトメの間隔細い|・・・・・・|広い
かかと部細い|・・・・・・|ゆるい

前モデルのような細くてつま先の余裕が大きい履き心地はBekoji2の方が近い気がします。(但し、初代のBekojiは幅が広めです。)

アッパーとソール

アッパーの素材は前モデルでは少し柔らかさのあるフィット感でしたが、今回のモデルは薄手で少しカッチリとしています。

シュータンも薄くなり中敷きの下までつながっていて(上の画像の親指の右側の縫い目あたり)、足の側面から甲にかけて包むようになっています。このため外側にズレることなくボール部から中足部のフィット性が高く感じます。また、シュータン自体に長さがありますがBekojiのように足首に圧迫を感じることはないです。

前モデルのアディゼロジャパン4ではシュータンがふんわりしていて外側と内側が靴紐を通す穴の近くで縫い付けられズレにくくなっていました。

また、今回のシュータンには前モデルより素材自体の通気性が悪いのか所々に穴が開けられています。

ミッドソールの素材についての記述に誤りがありましたので訂正いたしました。

訂正前の記事を読んでいただいた方には申し訳なくお詫びいたします。

ミッドソールの素材はシューズを横から見るとブーストフォームが踵部のみに見えましたが、前足部まで全面に使用されています。それでも前モデルまでより割合が少なくなり、代わりにLIGHTSTRIKE(ライトストライク)という軽量ながら反発力に優れている素材も採用されて感触としてはクッション性に優れながらスピードにも乗りやすいです。

走り心地としてはアディゼロジャパン4まではサブ4ペースよりゆっくりでも使いやすかったですが、記事作成時点のアディゼロの中ではadizero RC2の方がミッドソールがライトストライクでブーストは使われていませんがクッション性は高くサブ5ペースくらいで走るのには向いていると思います。しかし、アッパーのフィット性はウィズ(足囲)が同じ2Eでも違うので注意が必要です。

ブーストフォームが好みでもっとゆっくりペースで走りたい方はソーラーブースト3の方が合っているかもしれません。

アウトソールのパターンとトルションシステム(前足部と踵部をつなぐパーツ)の形状も新しくなっています。素材は前足部にグリップ力に優れたContinental(コンチネンタル)ラバーが使われ、踵部は耐久性の高いadiWEAR(アディウェア)です。

見た目にはadizero bekoji2やadizero RC 2と似ています。接地面の横幅はbekoji2より広くアディゼロシリーズの中でも安定性が高い方だと思います。

踵部

踵部はヒールカウンターが硬くしっかりしていて細くホールド性は高いです。

縦の縫い目が曲がっているのが気になりますが仕様のようです。他のアディゼロのモデルでも曲がっています。

中敷き

中敷きの感触はこれまでのアディゼロと変わりません。表面はゴミが付きやすく感じますが柔らかすぎない程よい弾力で使いやすいです。つま先部分の厚みは4mm弱です。

最後に

アディゼロジャパンは新しいモデルが出る度にサイズ感が変わることがありますが、今回のアディゼロジャパン5はソールの作りも大きく変わりました。試着の際にはサイズを合わせるだけでなく着地の感触にもいつもより気を遣う必要があると思います。

コメント

  1. とおりすがり より:

    かかと部分しかブーストが入ってないと書いてありますが、裏から見ると前足部もブーストが入っているように見えますね。
    横ブレを抑えるために前足部だけサイドをライトストライクで覆っている構造なのかな。
    違ったらすみません。

    • あしふみ より:

      ご指摘ありがとうございます。今はジャパン5が手元にないため実物で確認できませんが、記事の画像を見ても前足部のラバーの奥にブーストフォームが見えますね。使用されている割合は分かりませんがライトストライクの下に薄く配置されているのか、おっしゃるようにサイドをライトストライクで囲まれていてブーストフォームは厚めかもしれません。
      どうりで前足部もなんとなく柔らかく感じていた理由が分かりました。
      記事は訂正いたします。また、気付かれたことがあればアドバイスをよろしくお願いします。ありがとうございました。

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