ミズノのランニングシューズ、WAVE SKYRISE(ウエーブスカイライズ)です。
試してみる前はウエーブスカイ3の機能性と価格を抑えた廉価版のような印象がありましたが、ソールにはウエーブスカイ3と同じXPOP(エックスポップ)やFOAM WAVE(フォームウエーブ)も搭載されてクッション性を重視しながら着地の安定性の高さなどのサポート性も感じます。アッパーの足入れ感もやわらかく快適です。
ミズノ WAVE SKYRISEのサイズ感と履き心地
サイズ感
ウエーブスカイライズのウィズ(足囲)は2E相当のレギュラー幅とメンズには3E相当のワイド幅があり4E相当のスーパーワイドはないようです。レディースはレギュラー幅のみです。
サイズ展開とカラーは記事作成時点では以下の通りです。メンズのレギュラー幅のサイズはカラーによって違います。
- メンズレギュラー:ブルー×シルバーは25.0~29.0cm、ブラック×ブラック×イエローは25.0~28.0cmです。
- メンズワイド:25.0~28.0cm。カラーはダークグレー×ブラックのみ。
- レディース:23.0~25.0cm。カラーはブルー×シルバーのみ。
右足:足長254mm足囲240mm
左足:足長253mm足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。
選んだサイズはレギュラー幅(2E相当)の26.5cmで足長的には少し余裕がありますがウエーブスカイ3よりやや小さめに感じます。アッパーはゆったりとはしていませんが、ミズノのレギュラー幅の中ではあまり細い作りではなく生地も柔らかいので横幅や甲の部分も窮屈に感じません。
アッパーとソールともにやわらかい
アッパーの生地は柔らかく補強パーツも少ないのでフィット感が良く楽な履き心地ですが、個人的には中足部あたりのホールド性は少し弱く感じます。
ミッドソールはU4icやU4icXが使われていて踵部には柔らかさと反発性に優れた素材の「XPOP(エックスポップ)」や波形構造ミッドソール「FOAM WAVE(フォームウエーブ)」も搭載されています。
着地の際に踵の感触は柔らかいですがFOAM WAVEの効果のためかグラつきはなく安定性を感じます。ただ、ランニングに慣れてきて長い距離で使用する場合は前足部までFOAM WAVEが入っているウエーブスカイの方が個人的には安心感があります。
アウトソールのパターンはラバーに溝を彫ったような模様ではなく突起のように盛り上がっていて、外側の縁も波型のようになっているため着地の柔らかさが増しているように感じます。
踵部は硬くしっかりしている
踵部はスポンジ素材のフィット性が良くヒールカウンターも硬くしっかりしています。
中敷きはふわふわ柔らかい
中敷きはソフトでふんわりしています。つま先の厚みは5.5mmくらいです。
しかし、以下のミズノ公式サイトのウエーブスカイライズのページでは中敷きの説明でなぜか別売りインソールのAPソックライナーらしい画像が載っています。
上の画像が私が持っているAPソックライナーですが、ウエーブスカイライズのページにある画像とそっくりです。
もしAPソックライナーを使用したことがある場合、ウエーブスカイライズの中敷きも同じ感触だと思ってしまうと全然違うので注意が必要です。
APソックライナーはふわふわ柔らかい感触ではなくウエーブスカイライズの中敷きより硬めで、ほどよい弾力と反発性を感じます。
ウエーブスカイライズをしばらく使用していて足裏の感触が柔らかすぎると感じる場合はAPソックライナーと交換してみるのも良いかもしれません。ただ、APソックライナーの方が厚みが1mmほど薄いです。しかし、柔らかい中敷きのようにヘタって沈まないのでそれほどフィット感がルーズにならない気はします。
最後に
ウエーブスカイライズはウエーブスカイ3に比べると価格は低いですが、それでもミズノの中では1万円を超えるモデルなのでシューズ全体の作りはしっかりとしています。
個人的には普段使用しているウエーブライダーと比べてしまうと長い距離や時間使用する場合はアッパーのサポート性がもっと欲しいと感じますが、ウエーブスカイライズもフィット感の好みが合えばソールはしっかりしているのでミズノの商品説明に「ランニングを楽しむことが目的のランナーに」とある通り楽しく快適に走れると思います。
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