
アディダスのランニングシューズ、SUPERNOVA COMFORTGLIDE(スーパーノヴァ コンフォートグライド)です。
走ることに慣れてきて記録更新を目指すランナー向けのイメージがあるアディゼロシリーズより、もっと気軽に運動をはじめたい方から使いやすいSUPERNOVAシリーズのモデルです。
記事作成時点のSUPERNOVAシリーズは「PRIMA」「SOLUTION 2」「RISE 2」「COMFORTGLIDE」「STRIDE 2」「GORE-TEX」の6種類あります。
その中でCOMFORTGLIDEは一番軽量で快適な履き心地に重点を置いたモデルのように感じます。
サイズ感と履き心地
サイズ感
右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。
項目 | 左足 | 右足 |
足長 | 25.2cm | 25.3cm |
足幅 | 9.7cm | 10.0cm |
足囲 | 23.3cm | 23.9cm |
かかと幅 | 6.6cm | 6.5cm |
足甲高さ | 6.0cm | 6.1cm |

SUPERNOVA COMFORTGLIDEのウィズ(足囲)の展開はメンズとレディースともにレギュラーフィットだけのようです。
SUPERNOVA COMFORTGLIDEで選んだサイズはレギュラーフィットの26.5cmです。
私の場合はひとつ小さい26.0cmでも試し履きでは窮屈になりませんでした。しかし、長い時間と距離を走るためには26.5cmの方がつま先に十分な余裕ができて安心感があります。
26.5cmでは前足部の横幅のゆとりが大きく踵部もやや緩めに感じますが、中足部あたりは細めでサイドも甲の部分も足に沿ってしっかりフィットするため全体的にはルーズにならないです。
アッパーとソール

快適性重視の履き心地でもアッパーは足当たりの優しさだけを考えたフニャフニャで頼りないものではなく適度に硬さがあります。
靴紐を通す穴はSUPERNOVAシリーズの他のモデルと同じく内外に5対ですが、スリーストライプスも模様だけでなく少し硬さがあり中足部のホールド力に物足りなさは感じません。
ミッドソール素材はDreamstrike(ドリームストライク)が採用されています。素材名に「+(プラス)」がついていないため、他のSUPERNOVAシリーズのDreamstrike+(ドリームストライクプラス)とは異なるようです。走行中に弾む感覚は少ないですが、素材の密度が大きく足裏に厚みをしっかり感じて衝撃吸収性に優れています。中敷の影響もあるのか柔らかさも感じやすいです。

アウトソールは商品説明によると耐磨耗性に優れているそうですが、ラバー部分はアディウェアではないようです。
そしてSOLUTION 2やRISE 2のような安定性を高めるサポート素材は搭載されていないようですが、接地の安定性は弱くなく踵部を意識して着地してもグラつきやすいとは感じなかったです。重心移動もスムーズで滑らかに足が前へ進む感じがします。
踵部のフィット性

踵部はヒールカウンターの硬さがありますが、個人的にはSUPERNOVAシリーズの中ではやや緩めのフィット感です。
中敷

中敷きの形状はSOLUTION 2やRISE 2などと似ていますが、COMFORTGLIDEの方が手で触れても柔らかく足裏にふんわり感があります。SOLUTIONやRISEの中敷もしばらくすると柔らかくなってきますがCOMFORTGLIDEは使用する前からフニャっとした感じです。もしかすると記事作成時点の気温の高いことも影響しているかもしれません。
最後に
SUPERNOVA COMFORTGLIDEはアッパーとソールともに心地よさを感じやすいですが、安定性や推進力などが物足りない場合は同じシリーズのSOLUTION 2やRISE 2の方が優れています。
価格設定はSOLUTION 2やRISE 2より低くSTRIDE 2より高い位置づけですが、記事作成時点で実売価格はSOLUTION 2やRISE 2の方が下がってきています。
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