アシックス LYTERACER 6(ライトレーサー6)のサイズ感と履き心地! レビュー

アシックスのランニングシューズ、LYTERACER 6(ライトレーサー6)です。

3代目からはアッパーに外側から人工皮革のガッチリとした補強がなくなってライトレーサーの大きな特長である耐久性が気になりますが、フィット感は前足部の窮屈さが少し和らぎました。

ソールの耐久性は変わらずに優れているようです。アウターソールの形状は新しくなりましたが旧モデルと同じようにいろんな方向への動きに対応しているためランニング以外の運動をはじめたい方にも使いやすいと思います。

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サイズ感と履き心地

私の足の実寸サイズ

右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

足の特徴
  • 指先の形:スクエア型
  • 足幅の広さ:やや細め「D」
  • 足甲の高さ:標準的

ライトレーサー6のウィズ(足囲)はメンズではスタンダード(標準幅)とワイド(広め)の2種類でレディースはスタンダードだけのようです。

サイズは展開は以下の通りです。

  • メンズはスタンダードとワイドともに24.5cm~29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cmです。
  • レディースは22.5cm~26.5cmです。

ライトレーサーのサイズ感はアシックスのランニングシューズの中では小さめです。

モデル名に「RS」や「TS」が付いていたころは26.0cmでも足長的な余裕が十分な履き心地のモデルもありました。しかし、モデル名に「TS」が付かなくなった2019年春夏モデルくらいから個人的に他のモデルではあまり選ばない大きめサイズが足に合っています。

モデル名から「TS」がなくなってから6代目のライトレーサー6はMETASPEED+シリーズと同じラスト(靴型)が採用され「指先周りのきつさを感じにくくし」とアシックスの商品説明にある通り、普段選ぶことの多いスタンダード(標準幅)の26.5cmでも5代目までよりは窮屈に感じません。しかし、他のモデルではつま先部分が手の親指の爪の幅(約1.8cm)よりも大きめに余裕ができることが多いのに対してライトレーサー6では上の画像のように余裕が少なく前モデルと同じ27.0cmの方が安心な履き心地です。

ワイド幅では前足部がラクになりますが、中足部がルーズになります。

アッパーとソール

アッパーは3代目や4代目では破れやすいという情報もあってか5代目からは生地の所々に薄い膜のような補強があり、2代目までの人工皮革ほどではありませんが耐久性を高めているようです。

ハトメ(靴紐を通す穴)は内外に6対ありますが、中足部あたりにガッチリとした補強もないためホールド力によるサポート性は抑えめな気がします。

ミッドソールの素材は変わっていないようで足裏の感触は薄底ながら程よい柔らかさで心地よいです。強い反発弾性やソールの形状によるコロンと転がるような走行中のクセを感じにくくカーボンプレートなども搭載されていないためシューズに走らされている感覚が少ないです。

アウターソールのラバー部分のパターンは2代目から5代目まで同じでしたが6代目では変更になりました。

部活生のトレーニングも想定して開発されたシューズだけあってランニングのような直進的な動きだけでなく前後左右の多様な動きに適しているため様々な競技のトレーニングに向いていると思います。TRUSSTIC(トラスティック)という中足部の補強も安定性を高めてくれます。屈曲性も良いと感じます。

踵部のフィット性

踵部はヒールカウンターが硬くしっかりして緩さは感じずホールド力があります。

中敷

今回の6代目では中敷は固定式で糊付けされているところが残念です。ランニング後に外して乾燥させたり、部活動では砂の多いグランドで使用したあとに外しての手入れがしづらく不便です。

最後に

ライトレーサー6はアッパーの履き心地が少し変わりましたがソールの感触は前モデルとの違いをあまり感じずライトレーサーらしさはそのままです。値上がりして1万円を超えましたが、まだコストパフォーマンスの高さを感じます。

最近はライトレーサーと使用目的が近いHYPER SPEED4もあります。履き心地はLYTERACERよりランニングの直進的な動きに強い印象です。サイズはLYTERACERより合わせやすく、ランニングシューズで普段選ぶことが多い26.5cmでちょうど良いです。

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