
アシックスのランニングシューズ、GEL-CUMULUS 24(ゲルキュムラス24)です。
ゆったりとしたラクなフィット感ながら足をしっかりホールドしてくれて快適さと安心感が得られる履き心地です。
実物を試せる機会や日本語での情報が少なく感じるモデルですが、価格設定と走力的な位置付けは人気の定番モデルであるGT-2000 10と同じでゆっくりペースから走りやすく本格的な長距離ランニングもサポートしてくれます。
ソールは走行時の安定性を重視したGT-2000 10より柔らかな履き心地ですが着地の際にグラつくことはなく商品説明などから抱くイメージより安定感があります。
また、BLAST BEYONDシリーズやRIDEシリーズなどに比べてソールの素材や形状による走行中のクセは強くないため新しい感覚の走り心地が合わない方にもおすすめです。
サイズ感やもう少し詳しい履き心地は↓に続きます。
サイズ感と履き心地
ゲルキュムラス 24のウィズ(足囲)はメンズでは標準幅のSTANDARD(スタンダード)と4E相当のかなり広めなEXTRA WIDE(エキストラワイド)で、レディースは標準幅のSTANDARD(スタンダード)と広めなWIDE(ワイド)です。
サイズ展開は扱っているお店で確認できた範囲では以下の通りです。メンズとレディースともに大きめサイズまであります。
- メンズのスタンダード(標準幅):24.5cm~29.0cm(0.5cm刻み)と30.0cm,31.0cm,32.0cmです。
- メンズのエキストラワイド(かなり広め):25.5cm~29.0cm(0.5cm刻み)と30.0cm,31.0cm,32.0cmです。
- レディースはスタンダード(標準幅)とワイド(広め)ともに0.5cm刻みの22.5~26.5cmまであります。
サイズ感
右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。
| 項目 | 左足 | 右足 |
| 足長 | 25.2cm | 25.3cm |
| 足幅 | 9.7cm | 10.0cm |
| 足囲 | 23.3cm | 23.9cm |
| かかと幅 | 6.6cm | 6.5cm |
| 足甲高さ | 6.0cm | 6.1cm |

ゲルキュムラス24で選んだサイズはメンズのスタンダードの26.5cmです。足長的な余裕は十分あり指周りも窮屈ではなくゆとりを感じます。アシックスのスタンダード(標準幅)のモデルとしては横幅は広めに感じます。
私の場合はウィズ(足囲)にナロー(細め)があるモデルではそれを好んで選ぶためゲルキュムラス24はゆったり感が大きいですが、中足部あたりから踵にかけてはホールド性が高いため足がシューズの中で前滑りせず走行中も足がブレにくいです。
| 足長 | 小さい | |・・・・・・・| | 大きい |
| 爪の上側 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
| 横幅 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
| 甲の部分 | 低い | |・・・・・・・| | 高い |
| ハトメの間隔 | 細い | |・・・・・・・| | 広い |
| かかと部 | 細い | |・・・・・・・| | ゆるい |
アッパーとソール

アッパーの生地の感触はふんわりとした優しい足あたりで見た目にもGT-2000 10と似ています。アシックスストライプに硬さはなく外側からはしっかりした補強は入っていません。しかし、エンジニアードメッシュの生地は部位ごとに編み方が異なり通気性とサポート性のバランスが取れています。中足部あたりも生地が伸びにくく補強の役目があり踵部にかけてホールド性が優れています。
シュータンは両端がアッパーとバンドのようなものでつながっているため足を包むようにフィットして走行中も外ズレしにくくなっています。
ハトメの並びは直線的ではなくジグザグなので靴紐を締め上げにくいですが、靴紐自体は少し細めで伸縮性のないタイプでハトメをスムーズに通ります。足にフィットさせやすく一度結ぶと走行中は緩みにくいと感じます。
ミッドソールの素材は軽量で柔らかく弾力性があるFF BLAST(フライトフォーム ブラスト)が採用されています。
また、中敷きにプリントされていることから3D SPACE CONSTRUCTIONも搭載されているようです。3D SPACE CONSTRUCTIONとはクッション性を向上させるためにミッドソールの表面に六角形の溝を配置する技術のことでメンズとレディースでは調整が異なるそうです。
メンズモデルの着地の感触としては23代目より程よい弾力性で足裏に心地よさがあるもののフワフワし過ぎず不安定になりません。

アウターソールは上の画像では前部に縦方向の溝が無いように見えますが実際は少し窪んでいます。中足部の形状はフラットソールで接地から蹴り出しまでスムーズです。ラバー部分はグリップ力があり濡れた路面でも滑りにくいと感じましたが耐久性は高くないかもしれません。一日おきに1時間くらいの使用で2か月間で少し擦り減ってきました。
走り心地としてはGT-2000 10と比べるとスピードを出そうとせずゆっくり走るのに向いている気がしますが、ソールの弾力性によりラクに前へ進む感覚もあります。
踵のフィット性

踵部はヒールカウンターがガッチリしていてホールド性も抜群です。意識的に足をねじってみても踵が浮きません。
GELはGT-2000などオーバープロネーション対応のモデルよりも踵部の内側まで広い範囲に入っていますが、着地時にグラつくなど不安定になることはありませんでした。
個人的に踵の作りはアシックスではGT-1000シリーズが一番しっかりしていると思っていましたが、記事作成時点(2022年9月)の現行モデルではゲルキュムラス24の方が優れているように感じます。
中敷き

中敷はGT-2000 10と裏面の番号が同じものが使われています。厚さも同じで前足部の底が平面でなくカーブしているため均一ではないですが、つま先部分は約5mmで踵部が約7mmです。
ただ、他にも同じ番号の中敷が使われているモデルがありますが表面の質感や厚みが異なるため番号が全く同じ中敷を指すのかは分かりません。
そして、中敷は手で持つとフニャっとした柔らかさでシューズに入れる際に中でよれてしまうことがあります。足裏の感触もふんわり柔らかく馴染みやすいですが、もう少し硬めの方が好みの場合は同じアシックスの別売中敷でPERFORMANCE SOCKLINERがあります。
ゲルキュムラス24で適合するか確認できませんでしたが、GT-2000 10は適合していて元の中敷と形状や厚みが近いので使用してみると問題なくシューズに収まりました。

PERFORMANCE SOCKLINERは硬さのある作りのため取り替えると足裏のフワフワとした柔らかさが幾分か抑えられます。
品番は靴幅がメンズのエキストラワイド用だけ「1173A028」になります。それ以外はメンズとレディースともにどの幅も「1173A029」です。
最後に
ゲルキュムラス24は外国語での情報が多く国内より海外で人気が高いモデルのようですが、幅広と言われる日本人の足型にもフィットしやすいと感じます。
プロネーションをあまり気にしない場合はGTシリーズやゲルカヤノなどのフィット感がイマイチなときにもゲルキュムラス24がしっくりくるかもしれません。
近くの実店舗で手にする機会が無い場合は通販サイトのアマゾンがカラーやサイズによってかなり安い時があり返品無料となっているものが多く試しやすいです。






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