
Ankerのオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン、Soundcore V20iです。
オープンイヤー型はカナル型のように耳の中にイヤーチップ(イヤホン先端のゴム状のパーツ)を入れないため、蒸れや圧迫による耳への負担が少ないです。
また、耳の入り口に引っ掛けるインナーイヤー型より安定して運動にも向いています。
価格は5千円台でワイヤレスイヤホンの中でも低めで手にしやすいです。
装着感と音質
装着感

私の場合は眼鏡をかけていてマスクをすることもあるのでイヤーカフ型と迷いましたが、散歩やジョギング中に使用することが多いので耳にひっかけるイヤーフック型を選びました。
眼鏡と一緒に装着してもフィット感を損ねず運動中の安心感があります。まだ汗を多くかくシーンで使用していませんが、フック部分は4段階に角度調整も可能で耳の形に沿わせることで激しく動いてもズレたりしません。それでいて圧迫感を感じるようなピッタリとした装着感でもなくしなやかで長時間の使用でもラクです。
音質について
音質はカナル型に比べて大きく劣ると思っていましたが、実際に使用してみると期待以上に良く聞こえます。
これまでスマートフォンでは有線の安価なパナソニックのRP-HZ47を使用していました。こちらも耳に引っ掛けて穴も塞がずラクな装着感ですが、音質がスカスカしたりペラペラで物足りませんでした。それと比べてSoundcore V20iの方がワイヤレスイヤホンの中では低価格ながら満足しています。
PCやスマートフォンなどのデバイス(機器)とはBluetooth 5.4で接続し、対応コーデックはSBCとAACです。SBCだと他のヘッドホンなどでは聴こえていた音楽のフレーズが聴こえにくいということがありましたが、AACではオープンイヤー型ながらSBCよりしっかり音が聴こえます。
遅延については購入時の設定でも音楽では気にならず動画も映像と音声がズレることはないです。スマートフォンでカメラを使うとシャッター音が本体で音が鳴ってからイヤホンでもズレて聞こえます。ゲームについてはBGMや効果音くらなら気になりませんがシビアな音ゲーなどは辛そうです。専用アプリでゲームモードにすると接続が安定して遅延は軽減されますが接続距離が短くなるそうです。
気になる点は・・・

ケースは上の画像の下側がSoundcore V20iで、上側のAirPodsのケースと比べてイヤーフックがあるためかなり大きいです。 横幅は10cmくらいで縦は5.6cmくらいです。
音漏れについては屋外での使用では気にならないですが、音を気にしやすい静かな環境では注意が必要だと思います。
装着したままでの安全性や状況認識についてはオープンイヤー型の特徴と言われるほど高くないように思います。やはり音が出ている状態では周りの音は聞こえづらく自動車などが近づいてきても気づきにくいです。音が鳴っていなければ外さなくても周りの音は良くて聞こえ会話も出来ます。
最後に
Soundcore V20iは装着感が良く音質も特にこだわりがなければ十分に感じます。物足りない場合はSoundcoreにはより高音質なAeroFitシリーズもあります。
Ankerはモバイルバッテリーで有名ですが、オーディオブランドの「Soundcore」を展開して公式サイト(アンカーマガジン)ではイヤホン関連の記事による解説も多いです。
コメント