部活生向けランニングシューズはコスパが高く大人ランナーにも人気!おすすめモデルのサイズ感と履き心地! レビュー

ランニングシューズの中でも部活生をターゲットにしているモデルはコストパフォーマンスに優れ、毎日気軽に使用できるため部活生以外のランナーにもおすすめです。

モデルによっては様々なスポーツのトレーニングに対応するためにソールの構造が直進だけでなく横や斜め方向へも自由に動き回れるようになっています。また、薄底でダイレクトな接地感により厚底の新しい感覚で走るソールが苦手な方にも向いているモデルも多いです。

私の足の実寸サイズ

右足:足長254mm,足囲240mm
左足:足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

足の特徴
  • 指先の形:スクエア型
  • 足幅の広さ:やや細め「D」
  • 足甲の高さ:標準的
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部活生がターゲットのランニングシューズ

アディダス ADIZERO BK(アディゼロBK)

アディダスのADIZERO BK(アディゼロBK)です。

部活生のために開発されたモデルで運動中の幅広い動きに対応した汎用性が高いモデルです。アディゼロシリーズの中では一番価格が低い(記事更新時点)ですが、機能性は高く毎日気軽に使用できて部活生以外のランナーにもおすすめです。

部活性がターゲットになっているモデルと言えばアシックスのライトレーサーが人気ですが、作りが小さめで選ぶサイズやウィズ(足囲)で迷いますが、アディゼロBKは普段ランニングシューズで選ぶことの多いサイズで足に合いやすく感じます。

アディゼロBKで選んだサイズは26.5cmです。ウィズ(足囲)は記事作成時点でレギュラーフィット(標準幅)だけのようですが、アディダスのレギュラーフィットの中ではタイトではなくラクなフィット感です。

足長的につま先部分に手の親指の爪の幅(約1.8cm)一つ分より少し大きいくらいの余裕があります。前足部の横幅もゆとりがあり指周りもラクです。

それでも中足部のサイドはルーズにならず個人的に土踏まずあたりの収まりが良く、甲の部分もハトメの間隔が細くならずしっかりフィットしてくれます。踵部は個人的にやや緩めでもう少し細い方が好みです。

ソールは薄底でライトレーサーTRUSSTIC(トラスティック)やアディダスではTORSION SYSTEM(トルションシステム)のように足のねじれを抑えてくれて安定性を高める樹脂製のパーツは搭載されていません。 

それでもアウトソールはフラットな形状とコシのあるミッドソールの素材の感触により着地でグラつかず蹴り出しまでスムーズで安定感は弱くないです。

ラバー部分はADIWEAR(アディウェア)が使われて耐久性が高くグリップ力も感じます。部活生向けのシューズだけあってランニングのような直進的な動きだけでなく前後左右の多様な動きをサポートしてくれるように感じます。

アシックス LYTERACER 6(ライトレーサー6)

アシックスのLYTERACER 6(ライトレーサー6)です。

3代目からはアッパーに外側から人工皮革のガッチリとした補強がなくなってライトレーサーの大きな特長である耐久性が気になりますが、ソールはシリーズを通して耐久性に優れているようです。

アウターソールのラバー部分のパターンは2代目から5代目まで同じでしたが6代目では変更になりました。しかし、ランニングのような直進的な動きだけでなく前後左右に多様な動きに適しているところは変わらず、TRUSSTIC(トラスティック)という中足部の補強も健在で走行中の安定性を高めてくれます。

サイズ感は相変わらずアシックスのランニングシューズの中では小さめです。

モデル名に「RS」や「TS」が付いていたころの旧モデルでは26.0cmでも足長的な余裕が十分な履き心地のモデルもありました。しかし、モデル名に「TS」が付かなくなった2019年春夏モデルくらいから個人的に他のモデルではあまり選ばない大きめサイズが足に合っています。

モデル名から「TS」がなくなってから6代目のライトレーサー6は「指先周りのきつさを感じにくくし」とアシックスの商品説明にある通り、普段選ぶことの多いスタンダード(標準幅)の26.5cmでも5代目までよりは窮屈に感じません。しかし、他のモデルではつま先部分が手の親指の爪の幅(約1.8cm)よりも大きめに余裕ができることが多いのに対してライトレーサー6では上の画像のように余裕が少なく前モデルと同じ27.0cmの方が安心な履き心地です。

アシックス ライトレーサー2

アシックスのLYTERACER 2(ライトレーサー2)です。

アッパーとソールともに耐久性があり、アシックスの本格的に走れるシューズの中では価格は低めなので部活動などでガンガン使用できます。

記事更新時点では6代目が発売されています。3代目からは2代目と比べてアッパーの外側の補強が少なくなりスッキリとした見た目になりましたがライトレーサーの特長である耐久性が気になります。ソールの作りや感触の良さは変わりません。カラー展開は豊富です。

サイズ感は指周りが少し窮屈な作りのためアシックスの中でも小さめに感じます。ウィズ(足囲)の展開はメンズではスタンダード(2E相当)ワイド(3E相当)の2種類でレディースはスタンダード(E相当)だけのようです。ユニセックスのモデルもあります。

私が選んだスタンダードの27.0cmは普段あまり選ばない大きめのサイズですが、甲の部分は靴紐を結んだときにハトメの感覚が狭くならず中足部から踵にかけても緩く感じません。

アウターソールは部活生のトレーニングを想定して作られていてランニングのような直進的な動きだけでなく左右や斜めへ多様な動きに適しているようです。TRUSSTIC(トラスティック)という中足部の補強も安定性を高めてくれます。

ラバーの素材はAHER PLUS(エーハープラス)が使われて耐久性が高いです。

アシックス HYPER SPEED 4(ハイパースピード4)

アシックスのHYPER SPEED 4(ハイパースピード4)です。

価格は前モデルの3代目より値上がりして1万円を超えましたが、軽やかにスピードを意識して走れるモデルとしてはアシックスの中ではお手頃です。

走力的にはサブ3.5~4ランナー向けのようですが、個人的には初心者モデルでランニングに慣れてきて、もう少しスピードを感じてみたいランナーにも使いやすいと思います。

使用目的として部活生もターゲットに含まれますが同じく部活性向けのイメージが強いLYTERACER(ライトレーサー)とは履き心地に違いを感じます。前後左右の多様な動きに対応して様々な競技のトレーニングに向いているLYTERACERに比べてHYPER SPEED 4はランニングの直進的な動きに強い印象です。

 HYPER SPEED 4で選んだサイズはウィズ(足囲)がスタンダードの26.5cmです。足長的には親指側に十分な余裕がありますが薬指や小指側はやや狭いです。中足部はサイドが細めでホールド感がありながら甲の部分は靴紐をしっかり締めても窮屈ではないです。

フィット感としては前足部にゆとりがあった2代目や3代目よりタイトで初代モデルに近いように感じます。足の形によってはアシックスの他のモデルで選ぶことの多いサイズでは少し小さく感じるかもしれません。前モデルにあったウィズ(足囲)に合わせて調整が可能なシューレースホールはなくなったようです。

 ミッドソールの素材は2代目以降は同じFLYTEFOAM(フライトフォーム)のようです。走力的な位置づけのわりに厚みは大きく高いクッション性を感じます。それでいて軽さもありつま先の反り上がりで走行効率に優れています。

ただ、コロンと転がるような感覚はEVORIDEシリーズより弱くMETASPEED+シリーズのようにカーボンプレートも搭載されていません。しかし、その分走行中のクセを感じにくくシューズに走らされている感覚も少ないです。 

アシックス HYPER SPEED 3(ハイパースピード3)

記事作成時点ではランニングシューズも値上がり傾向にある中で、HYPER SPEED 3は軽やかにスピードを意識して本格的に走れるモデルとしては価格は1万円を下回りお手頃です。

HYPER SPEED 3のウィズ(足囲)はメンズでは標準幅で2E相当のSTANDARD(スタンダード)と3E相当のWIDE(ワイド)の2種類で、レディースはE相当のSTANDARD(スタンダード)の1種類のようです。

選んだサイズは初代や2代目と同じでウィズ(足囲)がスタンダードの26.5cmです。足長的には親指側に余裕があり爪の上側も低くないです。

私の場合は前モデルの2代目で薬指や小指あたりがやや狭く感じましたが、3代目では同じサイズでも全体的に窮屈に感じるところはありませんでした。他のアシックスのレーシングラストのモデルと比べて同じサイズで小さくはないと思います。

商品説明では「一部のシューレースホールには、同じ位置で高さの異なる孔を用意することで、お客様のウイズに合わせて調整が可能。」とあり、フィット感の調整を前提として2代目より少しゆとりを持たせた作りにも感じます。

靴紐をしっかり結ぶと甲の部分は足に沿って隙間なくフィットします。踵部もルーズにならずホールド感があります。

もう少しラクに前へ進む力が欲しい場合には、価格が上がりますが走力的に近いモデルとしてEvoRide SPEED(エボライドスピード)の方がコロンと転がるような感覚や弾力性があります。

試してないけど気になるシューズ

ニューバランス DynaSoft FLASH v7

ニューバランスのDynaSoft FLASH v7はミッドソールの厚みが20mm以下の薄底で素材は弾力性と耐久性に優れるDYNASOFTです。アウトソールのラバー部分も前後左右のグリップ性に優れているそうです。価格も1万円を切って記事作成時点での実売価格は5千円台でさらに安くなっています。

まだ試していませんが、ニューバランスで名前に「FLASH」が付くモデルは小さめな履き心地であることが多かったので選ぶサイズは大きめになるかもしれません。

プーマ プロピオ ニトロ

プーマのプロピオ ニトロはミッドソールの厚さが20mmと薄底で、アウトソールのラバーはPUMAGRIPです。同じプーマでPUMAGRIPを採用しているヴェロシティ ニトロ 3を使用したときに路面に吸い付くようなグリップ力がありました。プロピオ ニトロではヴェロシティ ニトロ 3ほどラバー部分の面積が広くないですがプーマの説明ではあらゆる環境下の路面に対応してトラクションを発揮してくれるそうなので試してみたいです。ただ、価格が他の部活性がターゲットのモデルに比べて高いです。

最後に

記事更新時点では部活生向けの大きな特長である低価格で頑丈な作りのモデルが少なくなっている気がします。それでも値上がり傾向のあるランニングシューズの中では価格が低めで軽やかなスピード感のある走り心地とトレーニング向けで大人ランナーにも人気のモデルが多いです。

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