ニューバランス FRESH FOAM X 880 v14のサイズ感と履き心地！レビュー

ニューバランスのランニングシューズ、FRESH FOAM X 880 v14です。

前モデルのv13と比べて選ぶサイズは同じですがアッパーのフィット感はゆとりが大きくなったと感じます。ウィズ(足囲)はメンズとレディースともに3種類あるため細めから試した方が良いかもしれません。

ソールは柔らかく弾む感覚と安定性のバランスが良い走り心地で本格的なランニング向けですがウォーキングやデザイン的にはカジュアルシーンなどにも合いそうです。

走力的にはゆっくりペースで走りはじめたいランナーから使いやすいです。

サイズ感や履き心地については以下から。

サイズ感と履き心地

私の足の実寸サイズ

右足：足長254mm,足囲240mm
左足：足長253mm,足囲235mm
※足の形やサイズの好みは人それぞれ違います。サイズ感についてはあくまで目安としていただければと思います。

ZOZOMATで計測した足のサイズはこちら

足の特徴

サイズ展開とウィズ(足囲)の種類

Fresh Foam X 880 v14のウィズ(足囲)の展開はカラーによって異なりますが3種類あり、メンズは「D」「2E」「4E」でレディースは「B」「D」「2E」です。

選んだサイズは26.5cmで、ウィズ(足囲)はメンズの「D」です。

つま先の余裕も十分で横幅はウィズ(足囲)が「D」でもニューバランスの他のモデルと比べて細くはありません。前モデルのv13よりもゆとりを感じるフィット感です。他のブランドで2E相当のモデルを使用している方でも「D」から試された方が良いかもしれません。

ただ、甲の部分はやや低くハトメの間隔もやや広めでパツパツ感があり、足の形によっては窮屈に感じるかもしれません。個人的には横幅のゆとりを補うようにフィット感が高まって良いです。

※上のチャートのハトメの間隔とは靴紐を結んだときに甲の部分がパツパツで広いかギュウギュウに細くなるかを表しています。

アッパーはハトメ(靴紐を通す穴)の数が2段ハトメ用を除いてv12やv13では内外に6対でしたが、今回のv14では5対です。そのためホールド感がガッチリしているわけではないですが、靴紐を結んでもハトメの感覚が細くならず甲の部分に沿ってしっかりフィットします。

シュータンはガセットタン構造で両端がアッパーとつながっているため足との一体感があり外ズレもしにくいです。

ミッドソールはv12やv13では2層構造で上層と下層部分で硬さなど感触が異なりましたがv14では1層構造になっています。

足裏にはソールの厚みと柔らかさをしっかり感じますが、安定性は弱くなく踵部を意識して着地してもグラつきやすくはないです。蹴り出しについても個人的には2層構造だったv12やv13と比べて反発力が物足りないとは感じません。

アウトソールの形状はフラットで横幅も広めのため、接地から蹴り出しまでの重心移動がスムーズで安定感もあります。ラバーで覆われている範囲はv12やv13より減って厚みも小さいように見えるので耐久性がどうなのか気になります。

踵部はヒールカウンターが入って硬くサポート力があります。しかし、ガチガチした感じではなく履き口もアキレス腱やくるぶしの下あたりを圧迫することもなくフィット感がよいです。

中敷はふわふわと柔らかすぎずに程よいクッション性とコシを感じます。厚みはつま先部分は約5mmで踵部分は約6.5mmです。

FRESH FOAM X 880 v14はニューバランスの説明でも「デイリートレーニングからフルマラソンまで幅広くサポート」とある通りいろんな目的で使いやすいです。

ただ、サポート力を求めるなら、モデル名が似ているFresh Foam X 860 v13の方がスタビリティモデルとしてソールは安定性を重視した作りでアッパーもガッチリ感がある走り心地です。

また、FRESH FOAM 1080と比べられることがあるようですが、880の方が価格は低くても機能的に劣っておらず廉価版という印象はありません。個人的には機能的な優劣より履き心地の好みで選べるような気がします。

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