アシックスのランニングシューズ、GEL-PULSE9(ゲルパルス9)です。他のメーカーも含め今年(2017年)試したシューズで1番踵がフィットしました。
価格と走力的な位置づけはGT-1000と同じくらいでしょうか。しかし、対応するプロネーションのタイプが違います。
GEL-PULSE(ゲルパルス)はアンダー~ニュートラルプロネーション向けのクッション性に優れたモデルです。
同じタイプのモデルは
- GEL-NIMBUS(ゲルニンバス)
- GEL-CUMULUS(ゲルキュムラス)
- DynaFlyte(ダイナフライト)
などがあります。
GT-1000はオーバー~ニュートラルプロネーション向けの走行安定性に優れたモデルです。
- GEL-KAYANO(ゲルカヤノ)
- GT-2000 NEW YORK(GT-2000 ニューヨーク)
- NOOSA FF(ヌーサFF)
- GEL-DS TRAINER(ゲルDSトレーナー)
などとが同じタイプです。
プロネーションについてはアシックスのプロネーションガイドをご覧ください。
ゲルパルス9 TJG964のサイズ感、履き心地
ゲルパルスにはこれまで足囲が3Eのワイドモデルしかないと思っていたので試していませんでしたが、前モデルのゲルパルス8ではレギュラーモデルも出ていました。
ゲルパルス9でもレギュラーモデルがありますが、これまであったワイドモデルがないようです。スリムモデルやスーパーワイドもありません。
ラスト(靴型)が変更になって、かかと部のフィッティングも向上しているとアシックスの説明にあったので試してみました。
ゲルパルス9で選んだサイズ
右足:足長254mm足囲240mm
左足:足長253mm足囲235mm
最近のアシックスのランニングシューズ(特に2017年モデル)はサイズが小さく感じて26.5cmを選ぶことが多いです。
ゲルパルス9も26.5cmを選びました。
ゲルカヤノやGT-2000ニューヨークは、以前(2代くらい前までのモデル)はスリムモデルの25.5cmか26cmで迷う感じで、GT-2000ニューヨークはレディースの26cmを履いていたこともあります。タイトな履き心地のレーシングラストのモデルでも26cmで履けるシューズが多かったです。

ゲルパルス9の履き心地
ゲルパルス9にはスリムモデルはありませんが、レギュラーモデルでもアッパーがカッチリした履き心地で、アシックスストライプから靴紐につながるパーツで中足部のホールド性が良いです。
つま先は足長が大きめのサイズを選びましたが、それでも少し狭さを感じました。
そして、1番良かったのが踵部分です。硬くしっかりしていてガッチリつかまれる感じです。
「かかと部のクッション性が向上した」と説明にあったので、最初画像だけでこのシューズを見た時、一瞬だけですがGEL-KENUN(ゲルケンウン)のようにソールの明るい緑色の部分全部にGEL(ゲル)が入っているのかと思ってしまいました。しかし、ゲルが入っているのは一部分です。
足をいろんな方向に動かしてみましたが、踵が浮いたりズレません。
インソールは特別変わったところはありません。つま先の厚さは5mmほどです。
ソールは厚みを感じ、クッションもしっかりしていると思います。柔らかさも感じますが安定性も悪くないと思います。
普段シューズの重さは気にしないのですが、ゲルパルス9は手に持った時少し重く感じました。足を入れて履くとそれほど気になりません。軽くてもスカスカな感触のシューズよりは好みです。
ラスト(靴型)が変更になり、今のとことレギュラーモデル(標準幅)だけのようなので、これまでゲルパルスを使用して3Eのワイドでちょうど良かった方は、全体的に窮屈に感じるかもしれません。購入を検討の際には履き心地よく確認された方が良いと思います。
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